現在桜坂劇場で上映中の「喜劇の女王仲田幸子」の芝居人生には、私の声が少し登場している。監督が国立劇場おきなわで撮ったカットが一つはいているというだけの参加だが、声にコンプレックスを持っているワタシが声だけはいいなーと思えるカットである。姿には幻滅したがーー。自分を見るということの厳しさがある。見たくない。そらしたいという対象があるのもその通りである。
仲田幸子=喜劇の女王、というより彼女の舞台は . . . 本文を読む
普段、テレビはあまり見ないのですが、たまたまHNKの前宣伝(NHK総合「SONGS」)でCoccoの番組を知って、携帯画像で見ました。聴きました。大きな目などは真喜志康忠氏の奥さまの八重子さんにそっくりな方だと思います。真喜志家の優れた感性(知性)を継承された女性なのだとなんとなく納得がいきます。女子学生たちと以前豚の面白い歌(My dear pig)を歌って楽しんだことがありました。食べられる豚 . . . 本文を読む
平敷屋朝敏が『手水の縁』の著者だという点では池宮正治氏が否定論を提唱し、西銘氏、矢野輝雄氏が肯定論を提唱していて、論議はまだ続いているようにも思えます。池宮氏を師として仰ぐ崎原綾乃さんや鈴木耕太さんもまた否定される視点のままなのか、とても興味があります。
今回の西銘さんの朝敏年譜は、ある面『手水の縁』が朝敏だという説を補強する論の展開になる可能性がありますね。朝敏が江戸上りに楽童子として参加した . . . 本文を読む
てぃるるで開催された例会に途中から参加した。原 聖先生はお元気で、宮良信詳先生、石原昌英先生、山田隆夫&渋谷謙次郎先生方のご報告をお聴きした。
原先生から【琉球諸語記録保存の基礎】の御本を一冊いただいた。感謝!中身をブログでご紹介するとお約束した。今日は二次会まで参加して久しぶりに代行を頼んで帰ってきたので中身を詳しく紹介できないが、参加された先生方の熱気は良かった。ましこひでのり(益子英雅)先 . . . 本文を読む
(うまく慶世盛の若按司一行の計画にはまって絡められる米須大主)
松田は組踊の写本が5本残っている。その内130年ぶりに復活した組踊に多くの観衆が詰めかけた!詳細をもっとご紹介したいと思う。敵討物の一つで、母親と若按司の別れの場面などの艶は全くなく、すべて高那大主陣営と慶世盛按司陣営、若按司との確執だが、つまり討たれた慶世盛側の若按司陣営がいかに高那を討つか、その物語 . . . 本文を読む
残念です!「劇団うない」の台湾公演を取材するつもりだったが、大城新作組踊10作目のこの作品をしっかり見たかったために、台湾行きをキャンセルしたゆえ、何やらこの延期が信じられません。強風ですのにね!なぜ、全く暴風の様子が見られないのにキャンセルしたのか、疑問です!おかしーいですね!キャンセル・延期するに当たっての状況認識・情報分析の荒さを感じます!どこかおかしい国立劇場おきなわ?
来年まで待たなけ . . . 本文を読む
(志多伯の『手水の縁』殺されようとした玉津を助ける山戸!愛の賛歌、いいですね!)
国立劇場おきなわの管理が厳しくなってきた!ますます国の意向(威光)を受けた体制強化がジワリと推し進められている。国家予算でその多くが運営されているゆえにそれは無理もないが、今一度一般沖縄民衆の視点からシンポジウムでも開いてその在り様、いったい劇場がこの社会でどんな役割を果たして . . . 本文を読む
「これを見てごらん」とみせられた新聞トップを見て驚いた!「あらまぁ」である。文部省が【つくる会系の教科書採択】を迫っているのである!
沖縄県の大城教育長は冷静に対応している様子だ。全員協議は【有効】で文科省指導は想定内、とある。国の政治介入をまざまざと見せつけられると後は「あきれて」しまうだけである!
八重山高校生(女子学生)の民主主義の理解に及ばない政治的偏向の現象がさて、何を意味するのだろ . . . 本文を読む
白鷺さんはただ黒鷺さんと話がしたいと思いつつ
もうどうしょうもない沼の中で
ヒルになって空を飛べない!
ヒルから白鷺への変身を一身に願いながら
どよっとした空気の中に佇む
これとあれとそれをやらなければいけない
のにーーー。
ただ沼の中のヒルを生きている。
たまにはCoffeeでも飲みに来いよと
さわやかに言ってくれる黒鷺さんがいて
メールにcoffee
と送ってくれたら、ヒルは白鷺に変身 . . . 本文を読む
([手水の縁]で山戸が手水を求めてこばまれて、川に身を投げるよと脅す求愛の場面)
宮里朝光さんのお話を伺って、出席していた教え子と立ち話をした後八重瀬町「志多伯獅子加那志33年忌豊年祭」に向かった。夜の帳の中、十六夜とは云っても月は雲が顔を隠している。58年ぶりの「手水の縁」の村踊りの型に変化があるのか興味をもった。また野外の三間四方舞台なのかどうか、花道はどうなっ . . . 本文を読む