(美しい鶏、チャボ:鳥に魅了されている!コケコッコーではなくおかぁさーんと叫ぶしね!)
「沖縄の日本軍尉安所と米軍の性暴力」を読みながらいろいろと考えさせられた。沖縄戦の全戦没者数は200,656人、沖縄県出身者12、2228人でその内一般住民は94,000人で軍人軍属は28,228人、他府県出身兵士は65,908人、米軍12,520人である。その数字の中にまだ含 . . . 本文を読む
お能や狂言の舞台については、その歴史も含めてお能学会代表の天野文雄先生はとてもいい講演を去年沖縄でなされている。その講演の中身は後でご紹介したい。
沖国大研究チームの舞台の再創造は始めての試みで、舞台そのものに違和感があったが、研究公演ゆえにそれも一つの可能性ということになるのだろう。しかし村芝居や村踊りのほとんど三間四方の仮設舞台を見慣れている目にはどうもなじまないのもその通りである。むしろ1 . . . 本文を読む
(思いやり予算で建設された米兵のマンション・キャンプフォスター)
以前、嘉手納基地のフェンス沿いに住んでいた亡くなられた詩人のKさんのお宅を訪ねた時も感じたことではあったが、今日の午後舞台公演の相談でお尋ねした方の立派な三階建て住宅の応接間に座っていると、なんと戦闘機の爆音が凄いのである。広々として住宅はうらやましいほどのぜいたくさで静かなたたずまいだが、し . . . 本文を読む
「はい、お土産」でいただいたのは魚沼のプリン、三個で500円。ちょっと高めだが、なかなか濃い味で器が卵ちゃんでいいね!色々と使えそうな卵の形である。プリンでもぜんざいでもなんでもかんでも、糖分だと黒砂糖の味がいいと思っている。だから沖縄産のプリンも負けない味である。黒砂糖の魔法のマジックがこもったスウィーツは沖縄の味!と、魚沼さんではなく黒砂糖の宣伝になってしまった!小さい頃小学校の近くに製糖工場 . . . 本文を読む
フランスのマリをはじめとするその周辺国(旧植民地)への利害関係(特にウランを含め)の深さ、その指摘に驚く。一方でUSのアフガニスタンからの撤退の流れと世界の警察官の地位からの撤退の流れも分析されている。つまり終わりのないイスラム原理主義(過激派)との戦争を避けたいUSの意向と、終わりのない10年で国内の生活の変動、その地殻変動(疲弊)に対処せざるをえない現況が浮かび上がる。
世界のあらゆる紛争へ . . . 本文を読む
(ちょっと見えにくいが是非『軍隊は女性を守らないー沖縄の日本軍慰安所と米軍の性暴力』をお求めください!)
『軍隊は女性を守らない』の報告書(カタログ)を見ると、上原栄子さんの著書をもとに彼女が慰安婦だったと断定するような表記がなされていて少し気になっています。彼女が戦場で抱えた女の子たちといっしょに米兵にレイプされたことまた収容所から楚辺部隊に洗濯作業で赴いた先でも物資と引換のように . . . 本文を読む
宮城晴美さんからこの冊子を購入しました。1800円。希望者は東京⇒アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」wam:03-3202-4633/wam@wam-peace.org/沖縄⇒FAX:098-864-1539へ連絡してください!
女性の視点で戦争の歴史をきちんと検証しネットワークを強めていく文化運動にとって貴重 . . . 本文を読む
去年2月と3月に開催した「組踊の系譜」関連のシンポジウムをまとめた冊子は、最初できた物にミスが散見したのでまた改めて少し中身をきちんとして1月以内には関係者にお渡しできると思う。天野先生にも改めてチェックしていただいた。狩俣恵一先生の論稿も実にインパクトがあり、わたしがパワーポイントで紹介した中身に肉付けされている。熱い論議も田場裕規さんが書くように「かなり白熱した議論の中心にあったのは三間四方の . . . 本文を読む
田中優子さんの研究報告書を読んだばかりだが、以前沖縄に来られたときお話したことがある塩見さんが「吉原」について書かれていることをネットで知った。氏のブログを東京新聞で記者をしていた女性から教えていただきそのブログを見てみると多くの著書の中に『吉原という異界』があった。早速取り寄せた。以前『浅草弾左衛門』の長編小説を読んで感銘を受けた事がある。小田原に住んでいた塩見さんのお宅にお邪魔したこともあった . . . 本文を読む
注文していたPrattの本がやっと届いた。ペパーバックで second editionである。p8-p12が文化批評や文芸批評で昨今取り上げられているコンセプトである。文芸批評の場合、日本中央の沖縄へのWオリエンタリズムが気になるが、日本を中軸に据えた論の立て方を意外と沖縄の人文系の研究者はやっているのね。沖縄から欧米に飛んで学んだ方々の論調は360度のアンテナを巡らしているので、日ー沖的なニ項対 . . . 本文を読む