作・演出の畠山貴憲さんの作品は前にも二度ほど感劇しました。この作品は新たな2020年バージョンです。つまり1945年春、沖縄近海で米軍艦隊に突撃して爆死したはずの海軍大尉、大宮、石井、細野は三人乗りの陸上爆撃機『銀河』に乗り込み、怪我をした原口千里を残して沖縄の海に散ったのでした。2015年には、「新生日本」の四語が強烈に記憶されました。今年は?コロナ禍の2020年だったのです。彼らが戦友で生き残 . . . 本文を読む
つい最近ヘチマの花を感慨深く見た。実がつくのだろうか、と疑問視していたら、なんと小さな実がついている。そのまま自然体で大きくなってほしい。中には小さな実ままで枯れてしまうこともある。 秋分が過ぎて気候は朝夕冷んやりしてきた。亜熱帯の湿気の中で成長するゴーヤーである。落ちた種から芽がでてつるが伸びてきたゴーヤーがいじらしく、つるが上に伸びるようにし、ネットもかけたのだが、果たして秋が深まる中で花が咲 . . . 本文を読む
2回の台風に襲われて、ニガウリ棚もヘチマも共になぎ倒されたが、生き残ったニガウリの中にヘチマも絡んで生き残っていた。 健気に顔を出した姿がなぜか愛おしい。朝大きく開いた花の写真を撮った。遅咲きの花に実がつくかどうかは分からない。しかし毎日その様子を見るのが楽しみになった。 そう言えば、琉球ゲッキツの白い花もまた咲き始めた。咲きはじめに甘い香りが強いような気がする。 花の香りだけではなく、植物にはそ . . . 本文を読む
復帰前の沖縄は米軍統治下にあった。この「火牛の海」は、沖縄本島の国頭の小さな村落に生まれた佐和田真平(小説の名称)が、山原船で北部の木材(木炭)などを与那原まで運送、那覇からは生活物資を運ぶ運輸業で財をなし、やがて博労として牛馬豚も運送してきた先祖の代からの生業から、やがてはオーストラリアやアメリカから牛を輸送する大きな肉牛マーケットを生み出した事柄をノンンフィクションの形式で書かれた物語である。 . . . 本文を読む
中東で今起こっていることは、恐ろしいですね。アメリカの9/11が引き起こしたイラク、アフガニスタン、シリアなどの戦争や内戦の残酷さが思い出されます。イスラエルが強圧的にパレスチナ人の地を占有し自らの領土を拡大してきた一方でパレスチナ人の居住区を狭め、半ばアメリカインディアン居住区のように囲い込むような占領政策を施行してきた20世紀から21世紀の現在、Israelがパレスチナ人を根こそぎ抹殺するよう . . . 本文を読む
実は、Global Researchの前にメールで送られてくるMike AdamsのBrighteonを拝聴した。ハマスによるイスラエル攻撃がガザ地域への殺戮(虐殺)を引き起こし、イランがサポートしているヘズボラがイスラエルに抗戦し、中東が戦争に巻き込まれると予測している。それはアメリカでもかなり影響を受け、ユダヤ教徒やその寺院が攻撃され、EUでもイスラム教徒による反乱が起こると予想している。イス . . . 本文を読む
世界のエリート層、超富裕層のためのホテルチェーンが沖縄にもある話を隣で聞いていて驚いた。沖縄内の石油関連会社は社独自のホテルを経営しているのらしい。 その一泊2桁の額のホテルは沖縄の北部にあるという。富裕層がお忍びで訪れる特別な空間で、ブセナリゾートホテルがTOPクラスかと思いきや、その上があるのらしい。詳細は話の小話だったので聞けなかったが、世界の格差の目がくらむような事実に驚いた。ネットで調べ . . . 本文を読む
何故か、野良で捨てられたのか、自ら安全な住処を求めてきたのか、わからない黒スケとは、今だに仲が悪い黒子。母親のミーちゃんもまた黒スケをシカトする。 関わりたくないようで、外に逃げ出す。 黒スケはもう一歳にはなっている。いつでもこの場所から飛び出ていいと自由にさせている。ノラと家猫の境界を取っ払ってしまったままだ。猫嫌いなお隣さんには、地域猫として可愛がってほしいと頭を下げた。近くの雑木が生い茂る隙 . . . 本文を読む
確かすでに10年前だが、ミュンヘンの国際学会のテーマの中に脱植民地が入っていた。オーストラリアのアボリジの演劇やアートが紹介され、かつて彼らの遺骨やアート作品が英国に収奪された事実が報告され、その変換運動があり、一部は変換されたことが基調講演で報告されていたと記憶している。脱植民地、ポルトコロニアルな文化運動は21世紀に入って闊達になっているのだろうか。琉球人の遺骨を京都大学が変換しない膠着状況も . . . 本文を読む