前号に引き続き、家の状況です。
●家族の状況
私が東京で帰宅難民となっている間、自宅では妻と子供2人が協力して地震の恐怖に耐えていました。
自宅付近は地震直後から停電と断水となっており、夜に備えて必要物品の入手に駆け回り、息子の学校へ迎えに行き戻った時には夕刻になったため、部屋の中はほとんど片付けられなかったそうで、寝る場所もないし、何より余震が10分おきくらいに来るため家の中に居られなかったそうで、夜は車の中で3人で寝たそうです。 (3日目の今日も30分~1時間置き位に余震がありますね)
停電が回復したのは明け方の5時くらいだったとの事。
妻は、息子と娘もそれぞれに良く手伝ってくれたと云っていました。 もしかすると、家族の絆を深める良い機会だったのかも知れません。
●部屋の中の様子
地震の翌日に息子が片付けながら携帯写真で、部屋の中を撮影していました。
台所は一番ひどく、陶器やグラスの多くが落下し、写真にはもうありませんが、テレビと壁掛け扇風機も落下していたとの事。でも電子レンジは落下せず壊れなかったのは幸いです。
でも、お気に入りの茶碗やカップのほとんどが壊れてしまいました。
私が家に着いた時には大分片付いていたので、この様な惨状は写真が無ければ分かりませんでした。
家族のみんな、良く頑張ったな!ありがとう。
●屋根瓦
私の家の最大の被害は屋根瓦が崩れた事。 次にひどかったのはバスルームの大きなタイルが5箇所も割れており、壁にヒビが入っていました。トイレのドアが閉まらなくなっていて居間のドアは、ノブが壊れていました。
今日、一日がかりで壊れた瓦の撤去とビニールを被せました。火曜日には雨が降るような事も言われているのでこれでなんとかしのげそうです。 でも、天気が良かったので本当に助かりました。
息子に言われて分かったのですが、この時計、地震が起きた時間で止まったままです。
よほど揺れが大きかったのでしょうね。