今回のブログはビデオの話題からちょっと離れます。
今日立ち寄った東那須野公園は満開のスイセンと盛りを過ぎた梅の花。 そしてこれから満開を迎える桜と、めまぐるしく花々の世代交代が繰り広げられています。
駐車場からはさほど華やかさは感じられません。
丘の上に上がる小道の入り口には椿の花がお出迎え。 満開です。
少し行くと、いくつもの種類のスイセンが咲き乱れ、来た人は皆さん思い思いに写真を撮っています。
丘の頂上に近づくと、未だに白い雪を被った那須岳が見え、桜の花と、梅の花とスイセンの花が同時に写っています。
今週には桜も満開でしょうか。下にある木は全て桜の木ですから満開になるととても綺麗ですが、ここ数年平日に満開になってしまい、なかなかこの場所で見る事が出来ません。
まだ、2分咲きってところでしょうか。 明日も冷え込むと云ってますから満開が休日まで続くと良いですね。
ところで、家の近くの川を見ると、ご覧の様に水が有りません。
実は、この付近の川はみんな伏流水の川で地下を流れています。 しかし、写真奥に少し見えるブリヂストンの工場で機械を冷やすため大量の地下水を汲み上げて川に流していたので、普通の川の様に流れがあったのです。
でも、今年3月末で工場閉鎖。 それでも昨日まではなんとか水は流していたようで、それなりに流れていたのですが、今日はこのとおり。
流れが無くなった川にも少しえぐれて深みになっている場所は水が湧き出して池が出来ます。
でも、またその先は地中に吸い込まれて水は表面にありません。
工場が出来て何十年も水が流れていた川も大昔しに戻って水無川に戻りました。
桜の花が咲く時期に散って行く工場。 今年の秋くらいには広大な工場の建物も無くなり、更地になるそうです。
川の魚や虫を食べに来ていた鳥たちも環境の変化で居なくなるでしょう。
一つの工場が人にも自然界にも大きな影響を与えていたことに今更ながら実感しています。