早いですね。
来週はもうクリスマス。
子供の頃感じたクリスマスは期待と夢があったけど、歳を取って来ると「もうこんな時期か」的な感覚で特段何時もと代わり映えしない。
忘年会も昔は楽しかったけど、最近は何時もの飲み会と大差ない。
先日、仕事で新宿に行った時、一緒に行った同僚が銀行に寄りたいと言うので、付き合った。
その銀行が入っているビルの中庭には大きなツリーが飾られていたので、同僚が用を済ませる間、そのツリーを眺めていた。
こんなに大きくてきれいなツリーなのに、歩く人も疎らで、立ち止まって見ている人など私以外誰も居ない。
このビルはオフィスビルのようで、ここで働く人以外はあまり出入りが無いのかも知れないが、これだけのツリーを仕立てるには相当な費用も掛かるだろうに、とてももったいないし、残念だ。
このツリーの周りに椅子とテーブルを配してワインでも提供すればもっと素敵だろうに・・・
東京にはこんな寂しい大型ツリーが沢山ある。
きっとビルの管理会社が、テナント契約している会社様へのお礼と、新たなテナントの呼び込み用に質を高める狙いもあるのかね。
我が家のツリーは貧弱で他人が見るに値しないが、気分だけはクリスマスを感じたい。