既に一条工務店で家を建てて8年になります。
ところがです。
あるブログの記事に基礎部分の話題で「ベタ基礎に梁がある」というので、隅々まで知り尽くしたつもりだった自分としては、「えーそんなのあった?」とびっくり。
早速2012年2月の基礎工事の写真を確認してみました。
ありました!

下の写真は重機が写っている側の青い線内のところを向こう側から撮った写真です。

Tの字の溝が基礎内に2つあって、それぞれの溝は90度向きを変えて設置されていると云う事になります。
当時、近所の大工のオヤジさんが工事中の基礎を見に来て「ベタ基礎は底(地面に接してる面)が平らだと地震の時に滑って土台の位置がずれる事があるんだ」と独り言の様に言ってたのが何時も気になっていました。
良く覚えていたのは、私の家の基礎がその対策されていないと言っているかのように感じていたからです。
そのオヤジさんは基礎の周囲がどうのと言っていたように記憶しています。
他のメーカーでは周囲に何かを施すのでしょうか?
でも、今回の件で全ての不安は解消しました。
縦、横方向にそれぞれ溝があって、そこにコンクリートを流し込むと言うことはその溝は土の中に突起物としてどちらの方向からの力に対しても滑り止めになると言う事ですね。
鉄筋もしっかり入っているし、確かに補強の意味での「基礎の梁」というのが本来なのでしょうけども、それだけなら基礎上部に梁を設けても良いはずですが、メンテナンスで床下に入る時に障壁になったりしますしね。
ネットで検索しても地震で基礎がズレたという話題は見つかりませんがこのような基礎梁が有るから起きないのでしょう。
防水シートの上にコンクリートを平らに流しただけだと、確かに滑ってズレる気はします。
そんな事で地中に梁があれば大地震の際の横方向へのズレ防止も副次的に出て来て一石二鳥的な効果があるのだと思います。
当時の記憶では、この溝は何かパイプでも通す溝かと思っていました。そんなパイプそこには無いし・・変だとは思っていました。
他の方のブログを読むのも勉強になります。
ありがとうございます。
あースッキリした。
記録は残しておくものですね。