先日、昼間よく働いたので夕方になって日本酒が飲みたくなりました。
そういえば、以前に買ったモツ肉が冷凍室に在ったのでフライパンで素焼きにして生ニンンクをすってしょうゆに入れて焼いたモツ肉を食べる。
いつものそれを頭に描いて準備していたら、その直前まで作っていた青唐辛子の味噌付けで使った味噌が付いた器が目の前にありました。
さて、何を思ったか?・・・
以前、東京の大崎や五反田に勤務していた時に本場中国人が作っている中華料理屋さんが在って、赤唐辛子をこれでもかと入れたホルモン焼きがありました。
器の半分が赤唐辛子だったりします。
でも、それがすっごくおいしくて、冬のランチもかなり食べに行きました。
それが脳裏に浮かんで、どうしてもそれが食べたくなりました。
あの味をよーく思い出して何を入れたらあの味になるか?
もしかして、味噌と醤油で味付けしてお酒を入れて爽やかに甘みを付けたらあの味が再現できるかも。
早速実験したら、それがそれが・・・
あぁ~ おいしい~!
今回はそのレシピをブログして今後、また自分で作るときに書き留めておきます。
完全オリジナル品です。
1.材料
モツ肉、干し赤唐辛子、醤油、味噌、日本酒(写真に写ってませんが重要)
2.味噌と醤油(写真のスプーン2杯分)を写真くらいボールに入れてかき混ぜます。
3.モツ肉を入れて馴染ませます。
この時、肉は大きな肉が入っていたりするので、切り揃えておきます。
お肉は、写真のパック表示は325gってなってますが、さすがに全部作ると食い過ぎかと思って200gくらいにしました。
4.味付けした肉をレンジに掛けられる器に移して日本酒を軽く浸るまで入れます。
最初からどんぶりにしときゃ良かった!
お酒は、モツの匂い消しと爽やかな甘みを出すために入れます。
5.電子レンジで3分目安で、沸騰するまで暖めます。
6.唐辛子を鋏で切ってフライパンで若干大目の油で「よく」炒めます。
辛いのが苦手な方は種は取って置いたほうが無難です。
唐辛子は昨年自分で作ったものですが、結局10本入れました。
7.レンジで軽く煮込んだモツ肉の「肉だけ」をフライパンに入れて焼きます。
8.肉を焦げ目が付くくらい良く焼きます。
9.肉が良く焼けたら先ほどの汁を入れます。
すっごくいい香りが立ちます。
今回、全部入れたらちょっと味濃かったので、味を確認しながら調整した方が良いです。
10.汁がなくなるまで炒めます。
11.ハイ! 出来上がり。
こりゃね、これから秋になり冬になり、日本酒が飲みたくなったら最高の逸品です。
最高にうまいです。
辛さ調整は、唐辛子を一緒に食べるか食べないか1切れにするか2切れの唐辛子を食べるかで、自分で調整すれば良いだけです。
ピリ辛にも激辛にもなります。
でも、この良く炒めた唐辛子の味が何ともたまりません。
香ばしくてすっごくおいしいです。
この味って、大崎や五反田の中国人の料理人が作っている味と同じです。
同じ唐辛子を入れた料理でも、本まもんの中国人が作る唐辛子料理って辛くても、お尻に来ないんだよね。
何で日本人料理人が作るとお尻に来るのか分かった気がします。
唐辛子を「油で良く炒めるかどうか」なんじゃないでしょうか?
私の作ったこのホルモン焼きも、お尻に全く来ませんでした。
中国4千年の歴史が再現できちゃったかな?