一条工務店で家を建てて早8年目です。
当時、工場見学したときに花壇の中に木材が半分埋められた普通の木材と、防腐防蟻処理した木材がありました。
これが9年前の時点で確か20年経っていると説明を受けました。
普通の木材は当然ながら朽ちていましたが、処理した木材はしっかり原型のまま残っています。
「でも、これってやらせだったりするんじゃないの?」
半信半疑だったことから家を建設中に若干出た廃材を頂いて野鳥の餌台を作っておきました。
既に、8年が経過しています。
さて、8年後どうなっているかと云うと・・・
上の小屋の部分は普通の木材で作って茶色に塗装してありました。
はっきり云って腐ってボロボロです。
注目は、柱の方です。
この柱にしている木材が芯まで防腐防蟻処理された木材なんです。
土の中まで全く腐っても居ませんし、シロアリも付いていません。
揺すっても折れるようなこともありません。
一応、75年間は効果が持続すると云われています。
まあ、たかだか8年ですからね。
とは云ったって、上の小屋部分の普通の木材は土に埋もれていないのにボロボロで今にも崩れそうですから、やっぱりその効果は既に目に見えているんだと思います。
最近では、ホームセンターでも同様な木材が手に入るようになりました。
先日作った孫が遊ぶ砂場の枠の木材もそれで作りました。
今でも新築の家の工事をしているところを通りすがりで見ることがありますが、殆ど普通の木材をそのまま使っているか、表面を防腐塗料で塗ったものを時々見るだけです。
木材の表面に塗装する方式は5年くらいしか持ちませんから、再塗装が必要になります。
長く安全に心配なく暮らすには、やはり一条工務店の様な住む人本意の建築思想のメーカーにすべきだと思います。
また、10年目、15年目、20年目とこの野鳥の餌台の話題を取り上げてみようと思います。
でも、75年の結果はサイボーグの体を手に入れない限り流石にお伝えするのは無理かと・・・