・・・前回の続き
温泉街の朝は何時も良いものです。
急ぐことも無く、ゆっくり部屋で朝食の時間を待ちます。
まあ、若い時にはこんな余裕のある事は出来なかったと思います。
それなりに歳を取ったんだなぁ。
窓から外の景色を見ようとしましたが、格子が邪魔で脇の方が見えません。
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ふと、思い立って横に引いたところ、格子がスライドするじゃないですか。
お陰で、前日は見れなかった部屋からの温泉街を一望することが出来ました。
この時、霧雨が多少降っていましたが青空も見え隠れする山岳特有の天気です。
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窓正面の古勢起屋別館も格子無しで見れました。
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橋の所にあるのは足湯です。
昨夜は中国人らしきカップルが何人も10時過ぎまで足湯に浸かって見え隠れする月や温泉街の風情を味わっていました。
騒いだりする事も無く静かに話をしてマナーの良い中国人たちでした。
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そうこうしている内に、朝食の時間となり配膳されて来ました。
スタッフの方とお話をするのも旅の楽しみです。
配膳している最中にお話していると、この辺の冬は2mもの積雪になるんだとか。
雪景色の写真が多くネットにはありますが、除雪してあるとは云ってもちょっと気が引けます。
海外の人にも冬場が一番人気なのだと・・・
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と、いうことで朝からビシバシ1.5人前食べます。
湯豆腐は最後に食べましたが、とろけるような柔らかい豆腐で箸で摘まむには一苦労。
ほんものの大豆を使った豆腐本来の味を楽しめました。
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残り物なし!!
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チェックアウトは10時なので、ぎりぎりまで居座る予定です。
朝食が済んで一休みして3つ目の貸し切り風呂へ入りました。
こちらは岩風呂の様です。
結構お湯は熱めで、自分で水を出してぬるくすることもできますが、どのお風呂も分かりづらい所に詮があって、前日は戸惑いましたがもう慣れたものです。
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結局5つの貸し切り風呂の内、3つしか入れませんでした。
また将来ここへ来ることが有ったら残り二つも制覇したいですね。
部屋に戻って、着替えたり荷物をまとめたりして帰る準備を済ませてもう一度最後の温泉街の散策に行きました。
今回は川の下流側に行ってみました。
途中、豆腐屋さんが有りました。
あの湯豆腐の手作り豆腐はこのお店の物です。
持って帰るには扱いが良く分からなかったので買いませんでした。
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ここは、河原に降りられる様になっています。
マスとかが泳いでいたりします。
囲炉裏の様になってる所は足湯です。
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その先では消防署員が来て放水点検をしていました。
車は基本的に見えている橋のところまでしか入れないので火災になると大きな消防車は来れないため定期的に訓練をしているんだと思います。
私の車もずっと手前の駐車場に停めてこの橋のところまで旅館の車で送迎してもらっています。
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こちらの旅館(古山閣)にはいろんな絵が飾られていました。
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最後にお土産屋さん。
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思わず買いたくなるようなかわいいカエル君が沢山。
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これが俗にいう「茹で蛙」か?
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でも、この温泉街の雰囲気に浸っていると、何時しか大正時代にタイムスリップしたかのような錯覚になります。
良い思い出になりました。
親切にして頂いた旅館のスタッフの方々にも感謝です。
ところで、旅館とホテルの大きな違いは10部屋以上か未満かなんだそうです。
今回宿泊した藤屋は10部屋無いので「旅館」になるのでしょう。
ただ、部屋にいる限りホテルに泊まっている感覚でした。
次回は行き帰りの道中について・・・