この先、ずっと最低予想気温は氷点下です。
先日は畑の冬支度をしましたが、今回は家の中の冬支度です。
床暖入れているので湿度が低いですが、それでもなんとか40%切らずにいましたが、昨日から遂に40%を切ったので加湿器を出しました。
床暖やエアコンはガスや灯油と違って、燃焼時に含まれる水分が出る様な事はありませんので、使用を開始すると空気中の水分量が変わらずに室温だけ上がるので当然湿度は下がってしまいます。
使用している加湿器はこんなものです。
今年も春に仕舞う際に放湿フィンを綺麗にしてから仕舞っておいたので即稼働できました。
加湿器の稼働には自作の充電設備を使います。
家の屋根の太陽光発電がされている間だけ自動で電池に充電して加湿器への電源供給も行い、日没や曇ったりで太陽光発電が減少すると自動で充電設備からの電源供給に切り替わると云う自作自設計にしては我ながら凄いシステムです。
天気が良ければ、24時間ずっと電気代無料で加湿器などを稼働できます。
下の大きなケース内に1.2kWの充電設備と100V20A正弦波のインバーター、上の小さいケースが自設計の充電制御システムです。
この設備投資分の費用も来年辺りで元を取れる勘定です。
冬だけでなく夏は扇風機等に使ってますし、災害時などにも大活躍すると思うので頼もしいです。
さて今シーズンの、初稼働の成果は・・・
30分後、45%くらいまで湿度は上がりました。
加湿器の設定自体は50%にしてありますが、24時間換気システムが動いているので、50%になるには2時間くらい掛かると思います。
60%設定とかにすると窓に結露が生じて来るので、50%で丁度良いです。 乾燥感も感じません。
50%だと外が氷点下でも殆ど窓ガラスに結露することはありません。
結露が無ければカビも生えませんし、この一条の家を建ててからは本当に快適な冬を過ごせています。
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そして、家の中で唯一冷えて来るのが玄関です。
そこには以前(2023年1月)考案したこの折り畳み玄関用冷気遮断ボードを設置。
これは思いの外、効果絶大です。
いくら高断熱の玄関ドアで有ってもペアガラスの窓と比べたら床はタイル張りだし、格段に空気が冷やされて循環してしまいます。
このボード一枚あるだけで玄関土間側とフローリング側では気温が違います。(外気氷点下でこのボードの前後で5度くらいの気温差が生じます)
我家のモットーは「寒くない家」です。
床暖の温度設定も、決して「暖かい家」ではありませんが、返ってその方が快適で自然な季節感を感じて電気代も掛からないエコ生活が出来ます。
家中、どこに居ても室温はほぼ19度から20度で、全館床暖房なので家の中での温度差はありません。
でも、床が暖かいので足が冷えないし、床からの輻射熱で寒さは感じません。
これがエアコン暖房との大きな違いです。
これはあくまでも私個人のモットーですから、一条の家に住んでいる方の中には常夏の様な温度設定で結露しまくって半袖で過ごしている方もいると思いますが、それはその方の考え方ライフスタイルなのでそれで良いのでしょう。
今年も節電に努めながら快適な冬を過ごして行きたいと思います。