nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

捨てるはずのプリンターが完全復活

2025-01-21 07:12:22 | パソコン
現在稼働しているプリンターはEPSONのSC-PX7VⅡです。
A3対応の顔料系9色インクのプリンターです。


このプリンターを購入したのは2019年の今頃ですから6年前。
時が過ぎるのは早いものです。
なぜこのプリンターを買ったかと云えばそれまで使って来たPX-G5300が壊れたからです。

こちらも同様にA3対応の顔料系8色インクのプリンターです。


どう壊れたのかと云うと、数枚プリントすると何かに引っ掛かる様な音がしてエラーとなって止まてしまい、電源を切って再度電源入れるとまた使えますが、印刷できるのは数枚だけでまたエラー。
ヘッドを動かすモーター付近が熱くなって来て今度は過熱防止機能が働く様で暫く放置しないとエラー解除できなくなります。

2011年の3.11地震の際には既に有って、上から落ちて来たものが当たって傷があります。
多分、2009年くらいに買ったと思いますので丁度10年くらい使ったと思います。

2017年にメーカーの保守終了となり、直前に廃インクタンクを交換してもらっているので、まだまだ使える筈でした。

しかも、壊れる直前にインクの8色パックを購入したばかりで、7000円くらいしたので悔しくて少しずつ印刷してインクを使い切ってから処分しようとガメツイ考えがあって、ずっと捨てられずにいました。

先日、軽トラで外人の廃品回収が来たので、持って行ってもらおうか迷った末に、

「もう一度だけ動作確認してからにしなよ~」

って、何時もの心の声(虫の知らせ)が聞こえて思いとどまりました。

その夜、電源入れて動作させましたが、結果は同じ。
モーター付近が熱くなってエラーです。

でも、時々甲高い金属が当たる様な音がするのが気になって、よくよく観察してみるとヘッドを動かすためのベルトがモーターのシャフト部分でスリップして音が出るのがわかりました。

モーターのシャフトにはギザギザの付いた歯車の様なパーツがあり、ベルト側にもそれと噛み合うギザギザが付いていて普通ではスリップなどするはずも無く・・・

もしかして・・・

ヘッドが動作途中でコンセントを切ってヘッドを強制的に途中で止めて手でヘッドを左右に動かすとかなり重い事が判明。
(普通に右の格納場所に行ってしまうとロックが掛かって手で動かせないのでヘッドが中間くらいに居る時にコンセントを抜いてしまえば途中の状態で止められます)

試しにモータとの切り分けをするためベルトを外して同様に左右に動かすと、ベルトの有無に関係なくヘッドの動きが凄く重いのが分かりました。

ヘッドは金属の棒のシャフトを左右に動くのですが、ヘッド側のシャフトが通る穴付近を見ると白いグリスが付いていて、穴の際には埃の様な繊維の様な物が僅かに見えました。


でも、埃が溜まって巻き込んでいるのかと思ったのですが、そうでは無く逆に中から出て来てる感じ。

多分ヘッドの穴と金属シャフト間の隙間のガタを無くすためにパットの様な物が挟まっていて、その繊維の一部が僅かな隙間から出て来てるのではないかと推測しました。

それって、その中がネバネバしてしまっていてシャフトとの摩擦で出て来てしまったのでは??

劣化して硬くなったグリスが原因か。
溶かすにはCRC5-56などを染み込ませるしかないだろう。

という事で、CRC5-56の登場です。


ヘッドを分解する方法が分からないので、ひたすら金属シャフトに556を吹きかけてそこを通過する様にヘッドを手で移動させ、それを何回もやってヘッドの穴の中に556を浸透させました。


右側からも・・・

おおお。。。。
かなり動きが軽くなりました。

丁度、イベントで使うチラシの印刷をするものがあったので、50枚連続で印刷してみました。

か、か、カンペキ!!

直ったじゃないですかぁ。
バンザーイ! ばんざーい!

モーターの過熱エラーは頑張って動かそうとしてたからであって、モーターさんは壊れてはいなかったという事です。

プリンターも2台持ちになれば様々なシーンで、もの凄い効率化が出来ます。
おまけに、このプリンターの方が各段にインクの値段が安いので経済的にも助かります。(現在8色セットで6千円程度です)
本当にありがたいです。
買って既に16年経ちますが、未だにインクが販売されている事も素晴らしい!!

正月の初夢に何度も現れた「2222」のゾロ目数字の「奇跡の前兆」とはこの事だったのか?


「一年の計は元旦にあり」って云いますから、私にとって「奇跡の年」確定です。

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