またもやマニアック記事です。
昨年秋に行われた学校祭の収録ビデオを編集してブルーレイやDVDやCDとして配布しましたが、それらをコピーするのに使うのがデュプリケーターです。
ところが、音収録CDのコーピーを行おうとした際にエラーでコピーが出来なくなりました。
写真下の白い方の機器です。
この壊れた白い方は購入してもう20年くらい経ちます。
DVDとCDのコピーが出来るものですが、DVDとCDではレーザーが違うのでCDの読み取りレーザーだけ壊れたものと思います。
壊れたのは一番上のドライブだけで、読み込みドライブは変更できるのでコピー枚数は減りますが全く使えない訳ではありません。
ただ、CDのLEDレーザーが壊れたという事は何れDVDのLEDレーザーも壊れると思うので、20年と云う老体を考えればそろそろ引退でも良いと思います。
ただ、DVDは正常に読み書きできるのでDVD特化でまだ使えますが、何時使えなくなるか分からないので、DVDドライブを全数交換しようと思ったのですが、中を開けてみればインターフェースが今は無きIDEだったのです。
ネットで検索しても現在IDEのインターフェースのDVDドライブは製造も販売もされていません。
諦めて新たに購入することにしました。
コントローラーやDVDドライブ、電源部をパーツとして個別に買い集めて自分で組み直す事も出来ますが、それならブルーレイも焼けるシステムにしたいし、ドライブはやっぱり信頼のパイオニアの製品にしたいし・・・
計算したら結構な額になります。
なら、組み上がった製品を買ってもあまり違いないし、手間を考えたら買った方がお得。
最初はAmazonで正月セールやってたのでそれで買おうかと思ったのですが、この手の特殊製品は製造元から買った方が安い事が多いので、念のために製造元のHPで確認すると・・・
なんと、Amazonよりも2万円近く安く販売していました。
やっぱり思ったとおりでした。
いつもの閃きは今年も健在です。
早速年明け早々に注文しておいて、営業開始と共に最速で送ってもらいました。
箱には台湾製と書かれていますが、一応日本のメーカーが製造販売しているもので、アセンブル(組み立て)などを台湾で行っているのかも知れません。
開封。
会社名のMAYUって、多分社長さんのお名前みたいです。
この一角に3台納めて、テスト書き込みを行って正常性を確認。
でも、よく見てください。
左側のブルーレイも焼ける既存のデュプリケーターと、ケースは全く同じ物でした。
コントローラーも既存のは英語表記で今回のは日本語表記の違いはありますが、メニュー構成なども全く同じなので、コントローラ自体も同じメーカーのものか少なくともICチップが同じなのかも知れません。
左下のCDが焼けなくなった製品はA-CARDのコントローラーで、メニュー構成は全く違います。
今度買った物はBlu-rayドライブの数が一台減ってその代わりにHDDが一番上のスロットに入って、前面から抜き差しできるようになっています。
左側の既存の物もケース内にHDDが組み込まれていますが、私は業者の如く沢山の作品を作っている訳では無いので、HDDが中に組み込まれていても何ら問題はなく、逆にコピー枚数が減る方がデメリットですが、信頼できるもので手頃な物がこれしか無かったので仕方ないです。
左の2台は長野のメーカーから購入しましたが、4年くらい前に営業を止めてしまって修理やメンテナンスも依頼できなくなってしまいました。
壊れるのは殆どがドライブなので、買える物であれば自分で購入して交換出来ます。
既存の黒い方はシリアルATAの現行インターフェースなのでそれも可能です。
ま、保証期間中はメーカーに出しますが、切れたら自分で交換した方が安く直せますからね。
しかし、DVDに限って言えば一台増えたお陰で一回のコピー枚数が10枚になったしブルーレイも7枚ですし、特に最近はブルーレイを選択する方が増えて来ているのでかなり時間短縮になるので助かります。
「災い転じて福となす」とはこのことか。