チャーハンって植物油をたっぷり入れて作らなきゃ焦げ付いて作れないし、あの油の香りが旨いのよ~!
植物油中毒患者の方々はそう云うでしょう。
私も以前はそうでした。
でも、植物油の毒性を知ってしまった現在その様な事は出来ません。
知った上でそうするのであれば、自分に嘘を付いて生きる事になります。
でも、チャーハン食べたい事だってありますよね。
先日孫たちに米粉ラーメン食べさせたら、「おいしい」って言って全部食べたのですが食べ終えた後、一番上の子が「じいじのチャーハン食べたい」って言いました。
サッカー少年の小2の長男はチャーハンが大好き。
何としても植物油抜きのチャーハン作らなきゃ・・・
それから一週間。
色々考えても始まらない。とにかく行動。
一番の難関は鉄フライパンで油を注さずに焦げ付かせずにチャーハン出来るのか?
先ずは具材をみじん切りにカットしてフライパンに入れます。
豚ひき肉、ニンニク、玉ネギ、ニンジン、生姜、白菜。

それと、後から入れる卵とネギも用意しておきます。

最初は弱火で炒めて行って、多少なりともひき肉の動物性油が融け出て来るのを待ちます。
(動物性油は酸化しにくいので4毒には含まれません(摂り過ぎや精製したラードはだめですけど))

途中から少し火力を上げて野菜の水分も出て来たところで、顆粒のコンソメと塩を少し振り掛けます。

ある程度炒めたら卵を投入。

更にネギも入れてお好み焼き風に卵を囲んで卵を温めます。

その後は一気に混ぜて卵をある程度固まらせます。

頃合いを見てご飯を投入。
ここからは、とにかく金属ヘラで焦げ付かぬようにゴシゴシを止めずに行きます。
ここでのコツはご飯がフライパンの曲面に行かない様に平らな部分に留める様にする事。
湾曲部分に行ってしまうと平らな金属ヘラではゴシゴシ出来ませんから。

そこへ醤油とコショウを掛けて味を調えます。

多少ご飯が焦げ付いた方が香ばしく美味しく出来ます。
ガンバレガンバレ!

器に盛り切れなかった残りです。
フライパンも焦げ付かずに出来ました。

フライパンは洗剤無しで直ぐに洗い流して火にかけて水分を飛ばして鉄の保護のために極少量の油でコーティングしてティッシュに油分が付かなくなるくらいまで拭き取って仕舞います。

さあ、出来ました!!
野菜たっぷり4毒抜きチャーハンの出来上がり。

おおおおぉ~~! うまい!!

植物油抜きでも全然いける!! 確信。
「なせば成る、為さねばならぬ何事も 成らぬは、人の為さぬなりけり」
上杉謙信
あ~、おいしかったぁ!
ご馳走さまでした。

おいしいチャーハン食べられて幸せです。
孫もきっと喜ぶぞ。
全般的に火加減が重要。
話題のフッ素化合物が気にならない方はテフロン加工フライパンで簡単に出来ますね。
皆さんも作ってみてね。