昨夜は2019年度予定の田舎ランド鴫内1回目の星空観察会でした。
5時位まで雨が降っていて、屋外観察は完全にあきらめモードで室内でのスライドやプラネタリウムの準備をして、万が一を考えてnojiさんとコイケさんには外で待機して頂いて、19:30を迎えました。
下の写真はその会場ですが、まだ外が薄明るい時間での準備のリハの段階です。
この日は25名程度の来場者でした。
この施設での雨天時はいつもこの畳の部屋で屋内天体観察会を開きます。
小学校の廃校をそのまま利用しているため黒板とかありますが、投影用のスクリーンはその脇に白壁あるし、120インチ程度の大きさで投影できます。
天井にプラネタリウムで6万個の星を映し出すため、その時に寝転がって見てもらうため、この畳の部屋は絶好の場所です。
30人くらいまでなら入れます。
プラネタリウムは最初から天井に映し出しているのですが、皆さん正面の画面に注目するため気が付きません。
最後にプロジェクターを消すと皆さん満天の星空に驚かれます。
(その驚く様子を見るのも楽しみではありますが・・・)
マツさんの星空解説と私のスライドとプラネタリウムを終えて、終了という直前になって、コイケさんが来て「木星が雲間から見え出した」と云う。
凄い奇跡的天気の回復。
先日の県の施設での観察会の奇跡と云い、晴れ男の私としては「また来たか」と言ったところです。
早速、来場者に屋内から外に移動して頂いて、コイケさんの35cmドブソニアンとnojiさんの超大型双眼鏡で木星を観望。
木星は雲の切れ間を出たり入ったり。
そうこうしている内に、「夏の大三角」の琴座の「ベガ」が顔を出したかと思ったら、見る見る内に「夏の大三角」が全部見えて夜空の半分程度が星空になりました。
北斗七星も北極星も姿を現し、最後には地平線上に正しく「W」の文字と化した(冬は頭上に来て「M」になります)カシオペア座も見えました。
こんな梅雨空の隙間から見える星空は本当にキレイです。
良い星空観察会になりました。
次は7月11日の県の施設での120人向けのの観察会です。
わたし的には過去最大級の観察会で、仲間の協力がなくては、とても無理な状況です。
星仲間は何時もありがたいですね。
ありがとうございます。