大脱走(2枚組) (初回生産限定) [DVD] | |
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (FOXDP) |
なつかシネマ第3弾
劇場で見たわけでは無いですけど
生涯見た映画の中でベスト3に入るであろう映画ですぞ
「大脱走」
1963年公開の戦争映画です
出演が スティーヴ・マックイーン、ジェームズ・ガーナー、リチャード・アッテンボロー、
ジェームズ・コバーンと当時のオールキャストですぞ。
ストーリーから
第二次世界大戦中、ドイツ軍は脱出不可能とされる収容所に連合国の捕虜を収容しました。
捕虜となった兵士の任務は脱走…脱走することによりドイツ軍を混乱させ戦力を削ぐことなのです。
最高の警備を誇る収容所に脱走のプロフェッショナルたちが集まってきました。
バートレット(リチャード・アッテンボロー)はBIG-Xと呼ばれ、多くの脱走計画を指示してきた兵士です
彼の指揮のもと大脱走計画はスタートしました。
脱走させる人数はなんと250名!!
計画はトム、ハリー、ディックと名づけられた3本のトンネルを掘ること。
担当はトンネルキングと呼ばれるダニー(チャールズ・ブロンソン)とウィリー、
その他にも250名分の服などを調達する調達屋ヘンドリー、
身分証明書、パスポートを偽造する偽造屋ブライスなどのプロが手腕を発揮します。
一方一匹狼のヒルツ(スティーヴ・マックイーン)は最多脱走数保持者であり、
単独で脱獄しようとしては、つかまり独房行きを繰り返していました。
脱走計画は月の無い日が選ばれ、ハリー、ディックを中止し、トムに集中して取り組んできました…
しかし7月4日、独立記念日でした。アメリカ兵のヒルツ、ヘンドリー、ゴフの3人がこっそり芋を使って
密造酒をつくり、捕虜たちが浮かれていると、見回りのドイツ兵がひょんなことからトムの入り口を発見、
脱走計画が振り出しに・・・
精神的に追い詰められていたアイブスは、最後の希望を断たれ鉄条網に上り…
ついに射殺されてしまうのでした。
目の前でその姿を見た捕虜一同は、決意を新たに「大脱走」へむけて取り組むのであった・・
とまあこんな感じ。
戦争映画っていうことでアレルギーがある方もおられるでしょうが
エンタティメントな仕上がりですけど
戦争の悲哀もきっちり描いてる、良い作品だと思うぞ。
わしが、小学生時代は毎年年末にはテレビのどこかのチャンネルで放映してました。
わしが見たのも2回や3回じゃないぞw
「大脱走」が紅白の裏番組になったこともなかったっけ?
それくらい愛された映画なんですよね。
苦労を重ね、漸く掘り終ったトンネル。
新月の晩、脱走決行です。
トンネルからおそるおそる顔を出すと・・
予定していた場所から20mも短かった!!
身をかくすことのできる茂みまで、20m足らない
看守から見つからないように20m異動せねばならないのです
しかし、中止するわけには行かない。次の新月まで待つわけには行かないのだ。
サーチライトの切れ目を縫って逃げるのです
手に汗握るシーンです
案の定途中で見つかり、脱走者は数十名に終わります。
ばらばらに逃げる捕虜たち
ある人は、鉄道へ
ある人は、自転車を盗んで・・
脱走のプロ、バートレットたちもなんとか鉄道の駅にたどり着き
漸く列車に乗り込みます
バートレットは、脱走のプロとして
収容所で、脱走の心得をみんなに教え込んでいました。
ゲシュタポは、ドイツ語で質問してくるぞ・・
しかし、フェイントで英語で質問してくるから気をつけろ!って
そんなバートレットが、列車に乗り込んだことで
気を緩めてしまい、ゲシュタポが放った英語の「良い旅を」に
「サンキュー」と応えてしまう・・
このシーンは秀逸でした。
その後、つかまったバートレットの運命は・・・
方や単独行のヒルツ(マックイーン)は、ドイツ軍のバイクを盗み
国境に向けひた走ります。
追われるヒルツ!
国境に張りめぐらされた鉄条網!
1つ目の柵をジャンプで飛び越えるヒルツ
あと1つ越えれば、自由の身です!
しかし、最後の一歩が及ばずヒルツも捕まってしまいます。
鉄条網に絡まった、私服のヒルツが、セーターの裏についた
階級章をドイツ軍に見せます。
階級章をもたない一般人が捕まるとそれは「スパイ」として処分されるのです
ヒルツは、あくまでも軍人として捕虜となるのです。
収容所に戻ってきたヒルツに仲間が、グローブとボールを渡します。
独房で1人壁に向かってキャッチボールをするヒルツ。
コンコン・・バシ
ボールの音が響くラストシーン・・
ああもう絶対見てほしいなあ