ぶろぐ猫の目

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素数セミってご存知?

2013-08-04 08:57:56 | どうでもいい話
セミが鳴き出しましたね

昔は油蝉が主流でね、茶色の羽根の油蝉なんか、いまいち狩猟本能がうずきませんでしたが
クマゼミなんか見つけた日には、ひっしで追い掛け回したもんですよ
クマゼミの透明な羽に緑のラインが綺麗でねえ

あと、みんみんゼミなんかも透明な羽根で綺麗でしたね。
ニイニイゼミなんかの小さいセミは、野球の帽や素手で獲ってましたなw

夏の終わりの夕方には、ひぐらしが鳴いてねえ
あの、カナカナカナ・・・って言うのを聞くと

夏休みも終わりだなあって・・
悲しくなったもんですよね


ってそんなことはどうでもいいんです



昔、書いたことありますけど素数セミってご存知ですか?


米国には日本のセミとは全く違う「素数ゼミ」と呼ばれる種類のセミたちが生息しているんですって。
今年は、イリノイ州シカゴなど、北米中部が17年周期のセミたちの発生年にあたり、
ちょうど今がピークなんだとか。

予想される発生総数は70億匹だそうで、ものすごい数のセミたちが米中部で一斉に
鳴いてるそうです。うるさそうw

こいつらそれぞれの集団の生息地域ごとに、13年もしくは17年に一度ずつしか、
発生しないようになっているんですと。

 毎年、夏になるとクマゼミ、アブラゼミなど何種類ものセミたちの声が聞こえてくる日本と、
ずいぶんと趣がちがいますね。


この素数セミの特徴は 

成虫になるまで10年以上の長期間を要し、常に同じ場所で一度に大発生する。
成虫になるまでの期間が、きっかり13年の種と17年の種のみがいる。
という2点

かつてむかし氷河期の影響で幼虫たちの食料供給源である木の根に栄養が行き届きにくくなったため、
成長までに時間がかかるようになった名残りだそうです。
なもんで成虫になりまで13年から17年かかるんですね。

成長する時間がかかるようになってしまったため、できるだけそろって同じ場所に生まれるようにしないと、交尾相手が見つけにくくなり、時間を合わせて同じ場所で羽化する種だけが残ったんですと。

そして13年もしくは17年という周期で発生する種だけが、
違う周期で発生する他のセミとの競合や交雑を免れて生き残っていった、というのである。

 なぜ、13年もしくは17年周期なら、他の種と出会いにくいのか。
それは、13と17という数が「素数」であるというところにあるそうですな。

素数ってのは1とその数以外に公約数を持たない数のことです。
なもんで素数同士の種だと、発生がかち合う可能性が極端に少なくなるのですな

なんかわかりにくいっすけど
10年と12年周期では60年ごとに同時に発生しますが
13年と17年周期では221年に1回しか同時に発生しませんからね。
それだけ交雑する可能性が低くなるっちゅうこってすな
 
2013年に発生した、17年ゼミ
わんわん鳴いて、メスを見つけて、おせっくすして
卵産んでね・・こんど会う事ができるのは2030年。

それまで生きることができるかな・・






素数ゼミの謎
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文藝春秋






セミって言えば
セミヌードですよね
こっちがいいわ



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コメント (4)
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