夜、大阪駅と阪急の間の路上で
パフォーマンスをやってます
俗に言う、路上ライブってやつです
あれは、相当面の皮の厚い人間で無いと無理ですね
わたしは、ちんこの皮は厚いですが
面の皮は薄いので、絶対に無理です
中には、楽器も持たず、カラオケみたいので
歌ってるやつがいますが、あれ頭おかしいですね
そんな中で
私が唯一好きなパフォーマーがいるんです
それは・・・
南米のおっさんです
昔は、3~4人がバンド組んで
南米の民族楽器で南米の音楽を演奏してました。
「コンドルは飛んでいく」とか聞いたらふと
中学の音楽の時間にタイムトリップしちゃうんです
私は、小学のころから音楽の時間が憂鬱でした
歌は歌えるけど、笛がねえ
リコーダーが苦手でした
家で練習して来いって音楽の先生に言われるのですが
うちの家なんて、狭くて汚い団地です。
家でなんて練習したら、
おかんから「うるさい!!」って怒られそう
近所に迷惑・・ってかってに思ってました
だから練習なんてできなかった
んで笛が吹けず、音楽の時間は、音がでないように
吹くふりをしてました
でも、笛のテストとなると
まったくふけず困ったなあって・・
なもんで、音楽の成績はいつも、アヒルさんでした
そんなとき、同じ団地に住む澤田さんって女の子が
「学校で練習しよう」って言ってくれて
1度だけ、学校で2人で練習しました
そして、そのときのテストだけ
なんとかこなすことができました
ありがとね澤田ちゃん・・
その曲が、「コンドルは飛んでいく」だった
だから、南米のおっさんがパフォーマンスしてるとき
曲目が「コンドルは飛んでいく」だったとき
何かしら、胸が熱くなる。