ネットの記事を読んでて面白い話がありました
モザンビークでの話
駐在員の男性が、急に帰国することになり
当座の手持ち金として100万円を部下に預けて
日本に帰ったそうです
100万円は日本では100万円ですが
モザンビークでは2000万円くらいの価値があるそうですね
しばらくしたら、部下が70万円ほどなくなってるって
言い出したそうです
あわてて戻ってきたら
確かになくなってると
盗まれたそうです
犯人を捜すべくパソコンのカメラをしかけて
スーツケースにお金を入れておくと
現地のお手伝いさんが、盗んでるのがうつってたそうです
警察につきだしても
警察は、「証拠集めに人件費がかかるから捜査費用を出せ」というしまつ
わけわからん国ですが
それが、モザンビークでは普通なのでしょう
それはいいんですけど
盗んだ金で、そのお手伝いさんは
家を買い、車を買い、なんやかんや買ったそうです
お手伝いさんは、盗んだ金で
行きつけの飲み屋のママから
車を買ったそうです
そんなことともつゆ知らず
金を盗まれた駐在員がその店に飲みに行くと、
愛想よくビールをおごってくれたそうです
その時はうれしかったけど
よく考えたら、自分の金やんって
簡単にいうとこんな話
これは、リアルな実話らしいんですけど
これを読んで思い出した話
黒海沿岸の町。雨にぬれる小さな町は活気がなく、
すっかり寂れていた。
人々は借金を抱えて苦しい生活をしているのだ。
その町へ、一人の旅人がやってきた。
そして町に一つしかないホテルに入ると、
受付のカウンターに100ユーロ紙幣を置き、
部屋を選ぶために2階へ上がって行った。
ホテルの主人は100ユーロ紙幣をひっつかんで、
借金返済のために肉屋へ走った。
肉屋は同じ紙幣を持って養豚業者へ走り、100ユーロの借金を返した。
養豚業者はその紙幣を握ると、
つけにしてある餌代と燃料代を払うために販売業者に走った。
販売業者は100ユーロ紙幣を手にすると、
この厳しいご時世にもかかわらず、
つけでお相手をしてくれる町の遊女に返そうと彼女のもとに走った。
遊女は100ユーロ紙幣を懐にしてホテルに走り、
たびたびカモを連れこんだホテルに借りていた部屋代を返済した。
ホテルの主人は、その100ユーロを受け取ると、
紙幣をカウンターの元の位置に置いた。
ちょうどそのとき、部屋をチェックして2階から降りてきた旅人が、
どの部屋も気に入らないと云って100ユーロ紙幣をポケットにしまいこみ、
町を出て行った。
誰も稼いでないけど、町中の誰もが借金を返し終わり、町は活気を取り戻した。
なんか、この話を地でやってるよねえ
モザンビーク恐るべし
しかし、お金ってなんでしょうね
モザンビークの青い空―中年男児アフリカに在り | |
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