先日、小学校で放課後、探偵と盗人をしたという話を
かきましたが
昔は、放課後学校でけっこう自由に遊んでましたね
小学校の屋上に上るハシゴの上で隠れた話は書きましたが
たまに、屋上にでて遊んだもんです
みつかると只ではすまないので
めちゃ緊張したもんです
屋上には、面白いものがけっこう落ちてました
野球のボール、それも硬球
鉛筆をダース買いしたときにもらえる、おまけの
「ユニボール」
糸の切れたゲイラカイト
宝物にしたもんです
ゲイラカイトといえば、先日近所の海岸を散歩してたら
ゲイラカイトを上げてる人が数人いました
いまでもいるんだw
ちょっと、懐かしくてうれしかったです
わしらが子供のころは、
紙製のやっこだこが主流で、
やっこだこは、バランスが難しくて
新聞紙で、長い脚をつけたりして飛ばしたもんですけど
なかなか高くは上がりませんでしたが
そんな時に、ゲイラカイトが、アメリカから入ってきました
恐ろしい、黒船襲撃です
「とべーとべーゲイラよとべー」とかいう、簡単に高く舞い上がるCM
で世間を席巻しました。
簡単に上がるんですよね
やっこだこの様に糸のバランスなんて関係ない
すこしの風で垂直に上がるんですから
CMでやってた、大きな目がかかれた「SPY」がほしかった~
おかんに、買って買ってって頼んだら
しぶしぶ買ってきてくれたのが
なんか、空色のやつで、「これちゃうねん!!」って
でも仕方がない
だいたい、おかんに物をねだると
とんちんかんなものを買ってくるんですよね
阪神の野球帽がほしいっていったら
空色の中日も帽子買ってくるし
アディダスのウインドウブレーカーがほしいっていったら
どっかわけのわからんブランドの
空色のウインドブレーカー買ってくるし
空色好きか!
ってそんなことどうでもいいんんです
おかんに、買ってもらった
空色の魚のエイみたいな形のゲイラカイトですが
なんか不良品で、ゲイラカイトのくせに
バランスが悪く、くるくるまわってうまく上がりませんでした
残念
そんなおり、学校の屋上で拾った、ゲイラカイト
真っ黒のやつで、小さな目がついてるやつ
これがめちゃくちゃよく上がりまして
風があると、どこまでも上がっていきます
おもちゃ屋で、タコ糸を買ってくるのですが
ゲイラが入ってくるまでは、タコ糸はタコ糸だったのですが
ゲイラと同時に、タコ糸も化学繊維のケブラーのものが入ってきました
1巻き50mのものを買ってきて、タコにつけて飛ばすのですが
ケプラーは、繊維が細くて、やたらと丈夫なので
風が強いときなど、糸がどんどん出て行って
糸で手を切ることがありました
凧揚げには、手袋が必要。
風が強いと、すごい力で引っ張られるし
凧揚げをなめてはいけません。
風があるとどこまでも上がるので、
少しずつ、糸を足していって
最高300m位まで飛ばしてましたw
糸を継ぎ足すのが、また難しくてね
1つの束が、おわりそうになったら
次の束を用意して
すごい力で引っ張られる凧を制御しながら
糸を結んでいくんです
これが腕の見せ所です
わかるかな~
わかんねーだろうな~
そんなことはどうでもいいんです
もう300mも飛ばすと、
凧なんて芥子粒くらいになりました
小学校の校庭で揚げてたのですけど
校庭の外には、電線があってね
その電線に引っかからないように
いかにかいくぐって揚げるのが、
腕の見せ所でしたね
そんなことどうでもいいんですけど
そして、ある日
300m飛ばして、芥子粒みたいになってた、
ぼくのゲイラカイト・・
糸が切れて、どこかへ飛んで行ってしまいました・・・
あの時の悲しさは
手塩にかけて育てた、娘を嫁にやるときの気持ちでしょうか
悲しかったな~
でも、またどこかの誰かに拾ってもらって
大空を羽ばたいてることだと思います。
また、揚げたくなってきた
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