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また昭和が遠くなる

2018-08-25 07:53:43 | どうでもいい話

 

 


また昭和が遠くなりますね

以下転載



日本経済新聞 朝刊


女優、菅井きんさんの当たり役が時代劇「必殺」シリーズの姑(しゅうと)だった。

主人公を「婿殿っ」と叱るいびり役。

その菅井さんがドラマ放映当時、「魅力的なおばあちゃん」を尋ねるアンケートで3位に入った。

女優の浦辺粂子、映画評論家の小森和子につづく上位入賞だ。

▼「本当はやさしいおばあちゃんなのでは」。

寄せられた回答の一通に、そう書いてあったそうだ。

口は悪く態度は厳しいが根は温かい。そんな市井の母親像を与えられたら右に出る者なし。

刑事ドラマ「太陽にほえろ!」や黒沢明監督の映画「どですかでん」でも、

貧しさの中で必死に子供を育てる母を演じ印象を残した。

▼「女優は美人がなるものだ」という父親の反対を押し切って演劇界へ。

30代から老け役が多く、鉛筆でしわを描いたり丸めた座布団を背中に入れたり。

顔に本当のしわができた時は「これで無理をしなくていい」とほっとした。

変わらぬたたずまいでずっと画面の中にいるような気がしていた菅井さんが、

今月亡くなった。

▼10年前の公開作では世界最高齢の映画主演女優としてギネスに認定された。

水上スキー、飛行機の操縦、水泳、太極拳と、年を重ねてからも好奇心や行動力は旺盛なまま。

「負けるんじゃないぞ。踏まれても踏まれても生えてくる雑草になれ」。

ドラマ「家なき子」で薄幸の少女を励ましたせりふが、92年の生涯と重なる。




転載ここまで


菅井きんさんといえば、必殺仕事人の姑役で一世を風靡しました

昭和を代表する名ドラマのなかの名俳優

彼女の「婿殿~!!」という声に

無情の仕事人、中村主水(藤田まことさん)が小さくなる姿は

ほんとうに滑稽で面白かったですね

中村主水の殺し方がいいんですよ

破れ傘刀舟とか子連れ狼とかと違って

敵と面と向かって闘って殺すのではなく

物陰から「ブスっ」って刺し殺すんですよね

無駄な動きが一切ないw

それが仕事人

そんなことどうでもいいんですよ

菅井きんさんなんです

惜しい人を亡くしました

ご冥福をお祈りします

 
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コメント (4)
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