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オイアウエ漂流記

2018-08-03 04:32:21 | 読んだ本の紹介

 



オイアウエ漂流記 荻原 浩著


近所の本屋さんへいったら

一気読みしてしまう本フェアってのをやってて

そのワゴンの中にこの本がありました

漂流物ってなんだかそそられます

小学校の夏休みの宿題で読んだ、ロビンソンクルーソー

ちっとも面白くなかったw

十五少年漂流記は、面白かったな

コンティキ号漂流記も相当に面白かった

他にも漂流物は、読んだと思うけど忘れたw

そんな中でも

吉村昭の「漂流」は、人間として一度は読むべき本

このブログでもどこかに書いたけど

是非読んでほしい


それはさておき

今回のオイアウエ漂流記ですが

確かに一気読みしてしまった

なんせ、つまんないから

小学生か中学生向けの本ですね

サラリーマンのご一行と新婚夫婦、環境保護団体の過激活動家

戦争経験者のおじいと孫と犬一匹

こんなメンバーが、筒井康隆の「五郎八航空」みたいな

飛行機に乗った為

南海の真ん中に墜落し

小さな無人島に漂着します

そして初めはいがみ合いながら、バカ騒ぎをするのですが

時間が経つうちにみんなで協力して

苦難に立ち向かうというお話

内容はいいんですけど

全てが、ご都合主義で、こんな楽な漂流だったらやってみたいわって

思うくらいの軟弱さ

食い物はその辺にヤシの実が無尽蔵に生えてるそうで、

都合よく水が湧いてる沼まである

やがては、マンゴー、バナナまで見つけてくるし

裁縫道具で巨大魚を釣る段になっては失笑

ヤシガニにウミガメと食い物が向こうからやってくる

むかついてきて、読むのをやめようと思ったんですけど

もったいないから、最後まで読むかと

時間がもったいないので、飛ばし読み一気読みしましたわ

本屋の人もそういった意味で

「一気読みする本」フェアに出したのでしょうか

いやいや、小学生か中学生の夏休みの宿題にええんではないかと

思って読んでたら、わけわからんラブシーンがあるし

なんやねんw

最後まで読んだら、まあそれなりに面白いシーンもありますので

おすすめはしませんが、

お暇ならどぞ

オイアウエ漂流記 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社
コメント
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