九条の大罪
真鍋昌平
闇金うしじまくんで世間に裏社会の怖さをひろめた、真鍋先生の最新作
法とモラルの極限ドラマ!
国民的ダークヒーロー漫画、闇金ウシジマくんに続くダークヒーローの登場です
裏世界に通じる反社の壬生と通じている弁護士・九条間人(くじょうたいざ)。
鼻炎持ちのバツイチで、ビルの屋上でテント生活をしている偏屈な弁護士だ。
主な顧客は、半グレ、ヤクザ、前科持ちなど、きな臭い人だらけで
やっかいな問題ばかり
ネットでは悪徳弁護士と罵られながらも東大卒のイソ弁、烏丸とともに
依頼人の擁護に務める。
こんな漫画です
1話目は、飲酒して轢き逃げをした半グレが、先輩の壬生に連れられて、
九条のもとを訪ねます。
半グレは、飲酒してかつ運転中ゲームをしていたと九条にいいます
被害者が死んでないことを祈る半グレでしたが
九条は「被害者が死んでた方がよい」と言い放ちます
単なるひき逃げか過失運転致死か
そこで九条が授けた策は、弁護士にはあるまじき教唆を行います。
結果は、読者の予想を裏切る、バッドエンド
ことが起これば、少々の出費をいとわず
弁護士に頼るべき。それも優秀な弁護士に・・
2話目は、どのクラスにでも1人はいる、いじめられ気質のいじめられっ子
成人しても、先輩のパシリに使われてます
半グレの先輩のいうまま、大麻の売人を続けてますが
先輩の暴力がエスカレートしコカインを扱う羽目に
弁護を依頼された九条は、いじめられっ子の罪を認め
逆に先輩をかばうという策にでます
その結果は、いじめられっ子を守ることになるのでした
3話目がまた、社会の暗部に切り込んできます
介護ビジネスです
反社が経営する介護施設。
ある老人の介護をしていましたが、その死にあたり
遺言状で遺産をすべて反社の経営する施設への寄付をするように仕向けます
それは、九条の恩師でもある先輩弁護士山城が絵を描いたシナリオでした。
老人の一人娘が、九条に遺産を取り戻してほしいと依頼してきます。
九条は恩師に弓を引くのか?
この介護施設の話を読んで、親父を施設に預けている私には
非常に心が痛い
預けて3年ほどになるが、コロナもありずーっと面会すらしてません
アルツハイマーなので会ってもまったくこっちのことを
理解してないので、あっても無駄という気持ちもあります
面倒くさいといえばそれまでですが
親不孝は否めません
マンガの中の介護施設は、金だけをとって
介護とは名ばかりの虐待を繰り返す施設です
親父の施設はそんなことは無いと思います。
が、実際のところは誰にもわかりません。
コロナ真っ盛りの時に
おふくろがコロナ陽性になったのを知らずに
介護サービスに行ったとき
そこの経営者から電話がかかってきて
おたくのお母さんのせいで、施設が休業せざる負えなくなった
その分の売上を保障してほしいとか言ってきました
その時に聞いた金額がべらぼうで
昼間ちょっと老人を集めてテレビを見せて預かるだけで
何千円かを行政からもらってるそうですから
介護にはほんまの介護と似非介護があります
ええようにわしらの介護保険料がやられてます
そんなことはどうでもええんです
神か悪魔か弁護士・九条! 法とモラルの極限ドラマぜひお読みください
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