ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

冷たい檻 長編ハードボイルド小説

2022-07-22 17:04:44 | 読んだ本の紹介
冷たい檻

伊岡 瞬 (著)

まずは、あらすじから

捜査一課の刑事の息子が誘拐されるシーンから始まります。

数年後

日本海沿いにある小さな村の駐在所から警官が失踪しました。

後任として駐在所に着任した島崎巡査部長の下に、調査官・樋口が現れます。

調査官とは、何者なのか?

密かに失踪事件を調査することのようなのだが、

田舎警察の上長者は島崎に樋口の命令に従って行動するようにそして、

樋口の行動を報告するように厳命する。

調査官樋口と警官島崎は失踪した警官の足取りを追う。

その先には、過疎の村にふさわしくない、巨大な福祉施設があった。

巨大福祉施設に隠された恐ろしい秘密を二人は暴けるのか。

そして、樋口の正体とは!? 一気読みの警察小説巨篇!



とまあこんな感じ

600頁もの大作ですが、すぐ読めます

展開が早くて面白いですが

後半にちょっと息切れが感じられますね

伏線を回収する作業に追われて、内容が薄くなってしまいました

550ページくらいまでは、面白かったのになあw

どんでん返しとは言えない、拙速な終幕です



文庫本のタイトルの次のページに

登場人物の一覧があるのですが

こんなにたくさんの登場人物いらんやろw

これだけ登場させるから、話が薄くなるねんって思たのは

私だけでしょうか



まあ主人公の樋口の人柄は、ハードボイルドの主人公として

好きなタイプ

スラっと格好良い、男前で

頭脳明晰

ジャズを愛し

女好き

高所恐怖症が玉に瑕

次回作に期待。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする