ぶろぐ猫の目

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実験中

ゴールデンカムイ大団円

2022-08-05 06:20:50 | 読んだ本の紹介
このブログでも何回かご紹介しましたが

くそ面白い漫画「ゴールデンカムイ」がこの度31巻で大団円を迎えました



2014年からヤンジャンで連載開始、8年にわたっての長期連載で

累計部数は2100万部を突破しているとか

アニメ化されており、実写化も進められているという話。



あらすじを簡単に言うと

時は日露戦争終結後の1907年ころの話

アイヌの独立を目的にアイヌに指導者たちが集めた金塊をめぐり

その首謀者であるウィルクの娘アシリパさんは父親の遺志をつぐべく

金塊を探す旅に出る。

アシリパさんの志に同調した不死身の兵士杉本と脱獄王白石が

行動を共にする。

金塊の情報を知った、陸軍第7師団鶴見中尉は、師団員による

北海道制服を目論んでおり、その軍資金に金塊を追っていた。

また、網走監獄にとらわれていた新選組の生き残り土方歳三も

かつての盟友永倉新八らとともに蝦夷共和国を設立すべく

金塊を追っていた。

金塊のありかを示すのは、網走監獄に入ってた囚人の体に彫られた

刺青であった。

その刺青をめぐって3者が囚人を探し求めるのであったが

さすが、網走刑務所に入ってる囚人たちは

強烈な個性を強く発揮している連中ばかり

化け物のような囚人たちをと戦いながら

囚人たちを倒し刺青の描かれた皮をはぎ取られます。

アシリパ杉本チーム、第七師団、土方チームで

刺青の争奪戦が始まりました

そんな中、アシリパさんが第7師団の鶴見中尉に誘拐され

シベリアへ連れていかれるなど混乱を極め

アシリパ奪還に向け杉本チームと土方が手を結びます

なんとかアシリパさんを奪還し、集めた刺青で

アシリパさんが金塊のありかを読み解きました。

金塊は、五稜郭に隠されている!

時を同じく、鶴見中尉も解読に成功

先に五稜郭に到達した杉本一行。

金塊が埋まってるはずの場所には金ではなく

なんと北海道の原生林の広大な土地の権利書であった

アシリパさんの父ウィルクは、明治政府と交渉し

多大な金塊と北海道の土地を交換したのでした。

それは、アイヌ民族の行く末を保障するものだったのです。

さらに刺青を読み解き、残りの金塊も埋められていることを発見しますが

鶴見中尉率いる第7師団の強襲をうけます

ウィルクとかつての仲間であった、ロシアパルチザンの残党を率いるソフィアが

アシリパさんを守るべく戦闘に加わり

壮絶な戦いが始まります。

杉本、土方、鶴見そしてそれらを取り巻く屈強な戦士たち

血で血を洗う壮絶な戦いは、必読の価値がありますぞ

不死身の杉本の鬼気迫る姿

立ちはだかる鶴見中尉の威容

そして結末が・・・

果たして、権利書を手に入れたのは?

金塊の行方は?



30巻から31巻には五稜郭での戦いから、最後の鶴見との戦いまで

描いてあります

この熱量たるや、一気に読ませますぞ

30巻読んだ後で31巻が出るまでの間のもどかしかったことw

まだ29巻以降読んでない方は

幸せ者です。一気に読めるのですから。

そして、最後の最後の10ページは

この物語の結末にふさわしいものでした。

なかなかこんな面白い漫画は無いですぞ

ぜひお読みください

































コメント
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