面白い記事があったので転載バカボンなのだ
名大、針なしの注射器開発 衝撃波を駆使、体内に薬剤注入
2023/12/06 日経産業新聞
名古屋大学の市原大輔助教らは針なしで薬剤を注入できる注射器を開発した。
薄いシートを皮膚に貼り、ロケットの打ち上げ時などに生じる衝撃波で皮下組織まで薬剤を届ける。
自己注射が必要な糖尿病患者や不妊治療中の人などの注射への負担を減らす医療機器として実用化を目指す。
物体が音速を超えて進むときに衝撃波が発生する。
爆発が起きた際、離れた場所の窓ガラスが割れるのは衝撃波が出ているためだ。
市原助教らは衝撃波を駆使することで、針なしで薬剤を注入できる手のひらサイズの貼る注射器を開発した。
ばんそうこうのような厚さ0.3ミリメートルの薄いシートで、皮膚に貼って使う。
瞬間的に高い電流を与えて衝撃波を発生させることで、薬剤を体内に注入することができる。
使用する電気エネルギーはごくわずかで痛みを感じるレベルでもないとしている。
転載ここまで
昭和世代のおっさんなら、この記事を読んで疑問が起こったはず
というのは、わしら昭和世代のおっさんおばはんは
小学生のころ、集団接種で鉄砲注射を打たれた記憶があるからです。
50年も昔からあるやないか!?という疑問
ネットで調べてみたらありました
1967年に自動噴射式注射器というのがでてきて
全国の小中学校で集団接種に使われていたそうです
注射器と違って、空気圧で皮膚にあなを開けて
薬剤を注射する仕組み。
体育館に集められて、ならばされて
お医者さんがもってるピストルのような機械で
上腕部に打っていくのです
バス!!バスッ!!って音がしてですね
怖かった思い出が。
一瞬で終わるので不思議と痛くなかったような記憶が
でも空気圧とはいえ皮膚に穴をあけるわけですから
痛かったでしょうね
わしらベビーラッシュの時代ですから
クラスも10組以上ありましたからね
一クラスも50人くらいいましたから
1学年500人としても、6年で3000人ですからね
その集団接種には、時間短縮で有効だったんでしょうね
なんと1990年ころまで使われていたとか。
しかし、針はつかわないものの穴をあけるので
出血したりすることもあったようです
使いまわしなので、肝炎の原因になったとのこと
いまから考えると
なかなか昔は大胆な時代でしたね