「PIC AVR 工作室」サイトの日記的なブログです。
サイトに挙げなかった他愛ないことを日記的に書き残してます。
PIC AVR 工作室 ブログ



この間作った64点と128点のFFTライブラリ。とりあえず
ちゃんと動くようになったので、このどっちかを使って
最低限動くウケシンセの第1版を作ってしまいたい
ところなんだけど…

何しろ正弦波を単純に入力し、ハミング窓も適用した
場合は30前後までしか値が出てこない。2の補数表示
の8ビット幅でも127までは表せるし、スカラーなら
255まで使えるはず。もうちょっとレンジを
広げたい…

計算精度を8ビット幅で処理しちゃったから、出力される
数値の域値(正確にはダイナミックレンジ)が狭いのが
気になってて、何とかできないかなぁ…と画策。

例によってまずは表計算ソフトで作った128点FFT表
に色んな波形を突っ込んでみて、それぞれ計算途中で
どのくらいの値をとるのかを確認。

結果、振幅最大限の矩形波とか直流でも入れない限り、
計算途中とかでレンジを広げる(1/2倍しない)という
手が取れそうなことが見えてきた。多少の厳密性は
失われるだろうけど、どうせ入力する波形は限定
している(ウクレレの弦からの信号のみ)から、
それほどの厳密性は要らないと割り切れば、なんとか
専用にカスタマイズできるだろうと。

ダイナミックレンジを広げられれば、プログラム中の
信号処理にも自由度が増すというもの。エレウケ専用
にFFTライブラリを焼きなおすかな…


http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03755/
秋月に出てた新商品のオペアンプ。NJU7062D。
1個80円で出力R2RのFET入力アンプ。オフセットが
それほど小さくないのと、速度がちょっと遅いん
だけど、単電源対応だし結構安いから要チェック。

http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-02371/
以前から売られている4回路入りのNJU7044Dは速度が
もうちょっと速くて1回路あたりの単価もちょっぴり
安いんだけど、こっちはオフセットが10mVとデカい。
100倍も掛けてしまえば出力が最大1V程度狂う計算。
うーん。FET入力はオフセットがどうしても…とはいえ、
10mVはちょっとねぇ…。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110422-00000974-yom-sci
今回の地震で各地の地殻が歪み、南関東でもM7クラス
が誘発される可能性が高まった…とか。オソロシイ。
でもいずれやってくるだろう地震には、可能な限り
日ごろから備えておく以外には無いんだよな。
身を守るのに必要な方策を練っておかねば。

で、気になる東海東南海南海の連動地震について。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110425-00000737-yom-sci
2000年まえの地層に津波の堆積物が50cmとのこと。
宝永地震での堆積物は15cmでその時の津波が25mって
ことだから、その2000年前の地震では単純計算で
3倍以上の津波が襲ってきた…ってこと?そんなに
単純じゃない?

で、気になるのが浜岡原発。15m程度の津波を想定
しても駄目なんじゃね?

また次に大きな事故が起こってしまえば
http://kaibun21.jp/works/5064/
こんな事言ってからかってる場合じゃなくなるな…
原子炉が建物丸ごと太平洋にドボンてなことに…
オソロシイ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000663-yom-sci
今回の4号機みたいな奇跡は望んで起こることじゃ
ないからなぁ。はやぶさの時のような、あれほど
事前に変態的に考えておいたって、満身創痍
でなんとかやっと地球に帰り着けたくらいで、
何もそなえておかなければ奇跡なんてそう度々
起こるわけない。


備えているといえば、東電幹部はこういう事態に備えて
プレスリリース方法(言い訳とも言う)の練習はして
いたのかもしれない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000090-jij-bus_all
数々の指摘がありながらも備える事を躊躇し、大事故
を起こして周辺に甚大な被害を及ぼしておきながら、
役員報酬50%オフで「大変厳しいリストラ」って…
一般的な価値観と照らしてどうなのよ?

経営者が巨大な損失を出したのに、50%オフと言っても
巨額な報酬取ったり、役員賞与については全然触れて
無かったり。
これまで散々危機を指摘されながらそれを回避しない
決断をしておきながら「免責ありうる」とか。
お上日の丸とおもってるんだろうな。保安院以上の
「ア○」なのか。

それを看過できなかったと見えて、いつもは頼りなく
見える経産大臣すら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110428-00000015-rps-soci
一言言ったねぇ。

電力会社に限らず、ガス、水道、交通などのネットワーク
企業は地域寡占できる反面、普通の企業と違って行政が
色んな縛りを掛けて健全に事業を行わせることが出来る
んだから、経営陣が保身にばかり回っているんであれば、
いざとなればそれなりの対応がとりうるんじゃないのかな?
経産大臣もまだちょっと甘いんじゃない?金融業界から
圧力掛かってる?


そんな中、
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/110422/cpc1104221425000-n1.htm
えらい大学の先生から「放射能は人から人に感染しません」
とか言われないと理解できないもんかなぁ?小学生でも
わかる話じゃないかと思うんだけどなぁ。海老蔵夫婦
はもはや例外としても、この差別はひどすぎんじゃないかな。
日本人は放射能に対するアレルギー的意識のせいで、
冷静に考えられなくなっちゃったのか…

もしかして、3月初旬のあのイルカ。
http://www.youtube.com/watch?v=WijvIk420Hw&feature=related
地震の前兆に気づいて…ってことだったのかな?

人間よりイルカの方が賢いのかもしれないな。




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アセンブラで組んだFFTとテストプログラムに、
前に作ったウクレレの弦を弾いてADC掛けたもの
を入力してみることに。

イザ!



Cの音を弾いてみたところ。毎秒2000サンプルで128点。

Cはおよそ261Hzなんだけど、この通り266Hzのところに
ピークが立って、そこから時間を追うにつれて減衰して
いくのが見て取れる。思ってた以上にキレイ。

それと、グラフだと順序が判りにくいんだけど、
弦を弾いてから音が出るまでの間には、想定どおり
直流付近にピークが一瞬出る。

そのあたりはおよそ想定していた通り。よし、よし。


他のフレットも大体いい感じなんだけど、基音と
倍音成分の大小関係が微妙に崩れたりするところ
があるので、その辺の調整をきっちりとしないと
間違った音を拾ってしまう恐れがあるな…。


まぁ、弦から出た信号をFFT通して周波数成分として
取り出せたから、ここが超えられれば技術的な難点
はもはや皆無。あとは実際に弾いてみた時の感覚
的なチューニングだけのはず。

あと、FFT計算結果のレンジがちょっと狭いから、
FFTライブラリを少し弄りなおして、もう少し大きい
値を吐くように直そうかな…

それにしても、現状のブレッドボードベースの実験
は厳しいので、そろそろ4弦分そろった専用ボード
とピックアップが欲しいところ。



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FFTは64点、128点ともとりあえず使える状態にはできたし、
1弦1弦を分離して入力する手段は以前の実験で見えて
いるし、モノとしてのソリッドなウクレレは既に出来て
いるし、とりあえずようやく必要な部品(ソフト、ハード)
がそろった感。

いわゆるフィージビリティースタディーのステップが
終わったという感じ。

あの当時の妄想。
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/374.html
http://brown.ap.teacup.com/nekosan0/376.html
2年以上経っておぼろげに見えて来た気がするなぁ。


というわけで、当時はまだ妄想だったあのイメージを
もっと明確なカタチに書き直してみようか…という
ところ。
そろった部品のスペックを踏まえて、どの程度まで
盛り込めるのか、考え直してみよう。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000109-san-soci
そうそう。最近の夜間照明の自粛。これはいいと
思うんだよな。
今までが明るすぎたんだと思う。もっとキレイな星空が
見れるような環境が欲しい…。
自粛、自粛は電気だけにして、消費を減らさないような
方法があればいいんだけどな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110418-00000006-jij-soci
ニッポンの研究者。がんばってる!
こういう研究が将来のエネルギー問題を大きく変える
ことになるかもしれない。
バイオマス=とうもろこしのでんぷんではなく、光と水
から直接電気を取り出すってことが出来れば、これまで
の太陽光電池から大きく前進することになるかもしれない。
なんと言っても安全。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E8%B1%A1%E5%BA%81%E9%9C%87%E5%BA%A6%E9%9A%8E%E7%B4%9A
計測震度を計算する計算式がちゃんと載ってた。
これを使えば身の回りの部品だけで震度計算を
リアルタイムでできそう。

http://www.geocities.jp/p_taka0227/0005.htm
こちらを見ると、ガルって単位がどの程度の大きさ
なのかが書いてある。重力加速度1Gが980ガルに相当
するってことだな。秋月の3軸加速度センサーは2G
まで測れるみたいだから、3軸それぞれ1960ガルまでは
計測できるはず。

スペクトルがあまり高すぎたり低すぎたりすると
計算式中のLPFの都合で1960ガルでは足りないケース
もあるはずなんだけど、逆に言うとそういう周波数
は影響少ないんだからあまり考えず、影響の大きい
周波数について考えることにしたら秋月センサーでも
充分計算できるんでは。

ただ、100Hzくらいから0.01Hzくらいまでの広い
レンジをカバーしないといけないので、FFTの点数が
結構必要になるはず。ザックリで…8192点~16384点
くらいは必要かな?1/100秒ごとにサンプルして、
8192点とか16384点。
そもそもすごいメモリ量とすごい処理速度が必要
だなぁ。

影響の少ない周波数は端折って、可能なレベルで
組んでみるのも面白そう。



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DDSのプログラムとボードが出来たところで、ようやく
FFTの入力に使ってみる。

こんな風にGND線と信号線を繋いでみて…


シリアルケーブルからFFT結果をダンプリストで
眺めてみると…


うん。大体良い感じ。

64点なので元々分解能がいまひとつなんだけど、まぁ、
計算どおりのところに周波数を拾ってくれているみたい。

矩形波、三角波、ノコギリ波。リクツ上で言われるような
スペクトル成分が出てるのが見えてよかった…
レスポンスもとりあえず申し分なし。

得られる値が思っていたよりも少し小さい気がする…。
なんでだろう?
ADC1サンプル毎のサンプル時間を凄く短く設定したので、
そのせいなのかなぁ。それか、ハミング窓掛けているせいか?
思いつくといえばそのくらいなんだけど。

シミュレータで同じような波形を入力入力したときには
もうちょっと大きな値になったような気がするんだ
けどな。もう一度シミュレータ掛けて確かめてみようか…

でもまぁ、とりあえず64点FFTがちゃんと動いている
ようだから、128点も実機で動作確認してみたいな。



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AVRで作ったFFTのアセンブラライブラリ。目下ドライバ
ソフトを作ってる最中。一応ドライバソフトを書いてみる
だけ書いてみたところ。

書いて、シミュレーション掛けてみて、とりあえず思った
通りの動きをしてくれていることまで確認。

ADCからのサンプリング(タイマー起動)、FFTの演算、
FFT結果をUSARTでシリアルダンプ出力するところまで
盛り込み済み。
その後はシリアルケーブル経由でPC側のtera-termなどで
取り込んで、ゴニョゴニョ変形してから表計算ソフト
でグラフ化してみようかな…と。


引き続き、実機のテストボードに流し込んで色んな波形を
取り込んでみたいところなんだけど、あれこれやることが
溜まってて…いつ出来ることやら…。


今日の打ち合わせは目からうろこだったな。プロの編集者
の「モノの考え方、捉え方」って言うものが少しだけ
垣間見えた感じがする。
技術者視点とはまたちょっと次元が違っているところが
有るんだけど、その根底にあるロジック自体は技術者の
考え方と似ているところもあり、編集者ならではといった
考え方もあり、なんていうか勉強になった。視点が広がった。

まぁ、視点が広がったからといってその真似事ができるって
訳じゃないんだけど、自分とは違うプロの視点が垣間見えた
っていうのはすごく勉強になった。面白かった。



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