ミルフォードトラックに入って二日目の朝のロッジ・グレードハウス。
ロッジの周りの草原は夏の終わりの草花、ノコギリソウや麦草で覆われていた。
数年前まではルピナス(ノボリフジ)が繁茂していたらしい。ルピナスはイギリスから持ち込まれた外来種で非常に繁殖力が強く、原生の生態系を崩してしまったということで、国立公園内の外来種を主にルピナスやエニシダ、ジギタリスを農薬を使って排除しているという。
毎朝起きてまずすることは、昼食用のサンドイッチを自分で作ることであった。
スライスされたパン、何種類かのハム、レタス、トマト、ビーフン、ジャムなどが大きなテーブルに並べられている。オレンジやりんご、バナナ、クッキーなどのおやつ類も。それから朝食。
8時になると先頭役のガイドが歩き始める。トレッカーも三々五々ついていく。決して競争するのではなく自分の力で歩き、次のロッジまで17時頃までに着けばよいのだ。私たちのグループは8人のうち5人が70代なので、それぞれの力を確かめ合いながら楽しく歩るいた。中間に二人、最後尾には四人目のガイドがついて見守っていてくれた。
山の中のロッジはどこもしっかりとした木造建築であった。しかしこれは火災に弱い。毎日のミーティングでガイドから必ず指示された事のひとつが、出火したときはどこどこの広場に逃げなさいということだった。私たち日本人が同じロッジがあてがわれたのは、火災発生時に「Fire! Fire!」と知らされるよりも「火事だ!逃げろ!」と日本語が聞こえたほうが反応しやすいということらしい。もちろん建物内は禁煙が当たり前。
ロッジの周りの草原は夏の終わりの草花、ノコギリソウや麦草で覆われていた。
数年前まではルピナス(ノボリフジ)が繁茂していたらしい。ルピナスはイギリスから持ち込まれた外来種で非常に繁殖力が強く、原生の生態系を崩してしまったということで、国立公園内の外来種を主にルピナスやエニシダ、ジギタリスを農薬を使って排除しているという。
毎朝起きてまずすることは、昼食用のサンドイッチを自分で作ることであった。
スライスされたパン、何種類かのハム、レタス、トマト、ビーフン、ジャムなどが大きなテーブルに並べられている。オレンジやりんご、バナナ、クッキーなどのおやつ類も。それから朝食。
8時になると先頭役のガイドが歩き始める。トレッカーも三々五々ついていく。決して競争するのではなく自分の力で歩き、次のロッジまで17時頃までに着けばよいのだ。私たちのグループは8人のうち5人が70代なので、それぞれの力を確かめ合いながら楽しく歩るいた。中間に二人、最後尾には四人目のガイドがついて見守っていてくれた。
山の中のロッジはどこもしっかりとした木造建築であった。しかしこれは火災に弱い。毎日のミーティングでガイドから必ず指示された事のひとつが、出火したときはどこどこの広場に逃げなさいということだった。私たち日本人が同じロッジがあてがわれたのは、火災発生時に「Fire! Fire!」と知らされるよりも「火事だ!逃げろ!」と日本語が聞こえたほうが反応しやすいということらしい。もちろん建物内は禁煙が当たり前。