病棟へ面会にこられてお年寄りを案内した。エレベーターに乗ると、また他の面会の皆さんにレストランの場所を尋ねられたので、病棟の最上階・10階へお連れした。
レストランに入った途端“わあ!常念岳がきれい!”をいう声が。常念岳はさらに雲が下がって横通岳~燕岳まで見えるようになっており、レストランのお客さんを喜ばせてくれていた。
朝8時、家を出る時は真っ白な常念岳の三角の頭が見えていたのに、間もなく雲がどんどん上がっていき、常念山脈も乗鞍岳も雲の中になってしまった。
11時ころから雲が下りてきはじめたので、ボランティアの合い間に駐車場に出てみた。桜の葉っぱがかろうじて残っていて、その下にバラの木が一本あり、こんなきれいなピンクの花を見せてくれた。きっと桜の木が強い霜から護っていてくれたのだろう。