1月13日(月)登頂予備日として設けられていたが、昨日上天気の中を無事トルーカ山に行くことができた。さて何処に?と考えてくださったのが、自然遺産となっているモナルカ蝶の越冬地、トルーカの街からバスの移動時間が1時間と少しのミチョアカン州の生息地だった。テレビでは見たことがある人はうれしくて浮き々と、はじめて聞く人は興味津々で向かった。
バスの中で現地ガイドのTさんの説明を聞いた。(このTさんは、メキシコの魅力に取り付かれて住み着いてしまい、18年経ったという女性だ)
・1975年から調査がはじまり、渡り蝶であることが判った。
・12月~3月まで、メキシコで越冬し、3月頃から移動を始め北米経由カナダへ移動する。その間4世代までは1ヶ月毎の命で、5世代目が渡り蝶になる・・・!?
昨夜、Wikipediaをみるともう少し詳しいことを知ることができました。
学名;Danaus Plexippus 和名:オオカバマダラ・大樺斑 英名;Monarch
「北アメリカに分布する基亜種D.P.Plexippusは、南北3500㎞程に及ぶ分布域内で、1年のうちに北上と南下行うことが知られている。だだし、南下は1世代で行われるが、北上は3世代から4世代にかけて行われるので、同じ固体が移動する渡りとは厳密には異なる・・」以下略します。
➞ということで、日本に渡ってくる「アサギマダラ」とはその点が異なるようです。
、
受付を済ますと、若い現地の青年の先導で針葉樹林の大きな森を1時間ほど上っていった。
私の興味は先ず、林の中や足元に咲いている花たちなのだ
乾季で花は少ないが、それでもここの森の中にはサルビアの仲間やキク科の花が咲いている
行く手に茶色い蝶がチラチラと舞い始めた
更に森の奥へすすむ
すると、どうだろう!
目の前の樅の枝にふわりと停まっってくれた!
びっしりと・・・これがまさしく鈴なり状態ですね!
私は地面に座り込んで撮っている。近くに飛翔してくる羽音が耳にというか、頬に震動が伝わってくる。
同じような写真をコンデジ・AUTOで沢山撮った。その一部をお見せしましょう。
↑ 奥の黒い斑点があるのがオスの蝶かな? ちょっと大きくしすぎた・・・実物の前翅長は5㎝位
オスとメスは斑点の有るなしなど特徴があるようです。
翅を閉じると、白くみえる。全ての蝶がそうなのか、確かめられなかった。
命を終えて地面に落ちている蝶。黒い斑点があるのがオスということですから、これがそうでしょうか?
このピンボケ写真から、けたたましい数のモナルカ蝶が激しく飛翔する様子をどうぞ、感じてくださいませ。
オオカバマダラの話題はこれまでとしましょう。
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