4日目はいよいよ縄文杉に会いに行く。
早朝4時に起き、5時にお弁当の朝食。車で出発し、途中シャトルバスに乗り換え荒川登山口へ
6:20 かっての森林鉄道のトロッコ道を歩き始めた。
そして小杉谷~大株歩道分岐~ウイルソン株~大王杉~夫婦杉~縄文杉を巡り、往路は再び長いトロッコ道(片道8㎞)
総歩行距離21㎞、10時間の歩行の予定。
結果は約30分早くというか、ほぼ予定通りにか・・15時45分バス停に到着!
今日も雨・・終日雨具を着けてトロッコ道をびしゃびしゃと歩いた
安房川がしぶきをあげて流れ下っていく
昔の小杉谷小学校・中学校の跡地
林業に携わっていた住人が最盛期には500人以上も住んでいたとか・・
現在、この島の住人は“ヤク猿2万匹、ヤク鹿2万匹、人間2万人・・”と言われているそうな
↑「仁王杉」という大杉
↓この大株にもなんか名前がついてたかなあ?
ここまで歩いてきたトロッコ道
ここから急坂を登る。細い梯子が濡れて滑るので気が抜けない
<これがかの有名なウイルソン株か・・>
この切り株に入ってから、上を見てハート型になるところを探す。
こんなではダメですよ・・と先に入っているオジサマに教えていただいた・・
さあて、これから再び1時間余り標高1300mまで梯子道を登っていく
“ステージ”に囲われた場所があった。縄文杉はそのまた上方に雨に霞んで見えた
根元を保護していた以前のステージは落下した大枝で壊れてしまい、その下に新しいステージを造ったという
樹高25,3m、胸高周囲16,4m 樹齢数千年の老樹を観るために多くの人々が押し寄せている。私たちもその仲間・・
ザックからイチデジを出して撮りなおした。
20メートルほど下から見ているので・・ 大樹のてっぺんまでは撮れない
11時半になった。ここまで来た3人で記念写真を撮ってもらい、さあ、戻りましょう。
深い森の中に赤い色が見える
ヒメシャラの逞しい根元
紅い葉は山紅葉
黄色い葉はヒメシャラの紅葉
再びトロッコ道に戻ってきた・・ こんなポイント切り替え装置が残っていた。
トロッコ道は大株歩道入り口の小屋の排泄物などを運んでいるという。
トロッコ道が長かったせいだろう、ふくらはぎ痛が2~3日続いた
この苔の生えた岩壁で、食虫植物のモウセンゴケ・毛氈苔をみっつけ!
今年、モウセンゴケに会うのは2回目。
7月初め北海道の雨竜沼湿原のそれとは少し異うような・・あちらはナガバノモウセンゴケだった?
もう一回調べてみなくっちゃ・・
15時45分にバス停に戻り、16時のシャトルバスに乗った。
この日の歩数;30,539歩 (速歩77分)消費カロリー1437㎉ 9時間半、本当によく歩いたねえ
この大樹の性別は不明でしょうから・・雲霧林の中で凛と立っておられました。