ねもばーばのはっぴーらいふ

バーバの山歩き、花めぐり

ミルフォードトラック トレッキング その2

2009年02月19日 | 山 自然 花 登山 信州 ボランティア
この写真は最初のロッジに到着後、周りの森を散策するために担当ガイドの紹介をしてもらっているところです。50人の国籍は、ニュジーランド国内から、隣のオーストラリア、北米、カナダ、イギリス、韓国。残りは日本人が半分近くでした。日本以外はほとんどが夫婦のペア。日本は2組くらいかしら。アメリカから参加した親子ペアは90歳の父親と50代位の息子で、90才の男性は4泊5日・55キロメートルを立派に歩きとおされました。
ここへ来るまでの行程は、ニュージーランドで2番目に大きな湖テ・アナウ湖をクルージングして、ミルフォードトラックの出発点まで渡りました。船の上では船長がいろいろアナウンスしてくれたが、もちろん英語のほとんど聞き取れない今日のメンバーはツアリーダーの通訳が欠かせません。幸い今回は日本人が多かったためか、日本語の解説がマイクから流されました。このルートを開拓したマッキンノンが遺体となって発見された小さな島に十字架がたたっていることなどを聞きながら、それぞれが写真を取りまくりました。
ボートから降り、30分ほど歩き、初めてのロッジ・グレートハウスに入りました。私たち一行8人は1つの小屋をそっくり使ってもいいことになった。入り口に玄関部屋、ベッドルームが3部屋とトイレとシャワー室もあるので、夜に外に出ていく必要がなかった。
一つの部屋に3つの2段ベッドが置かれている。シーツは袋状になったものを出発前の説明会で配られており、トレッキング中は自分のザックにいれ持ち歩いた。日本の山小屋が1つの布団に複数人寝かせる現状は、世界におおいに遅れをとっているのです。ヨーロッパアルプスはもちろんのこと、ネパールのロッジもベッドでした。
日本の山小屋のご主人ももちろんこの状況は知っているはずですが、どうしたら変えていけるのでしょう。第一は宿泊人数が多すぎること、それを制限しては経営が成り立たないことなどわかっちゃいるのですが。

夕食後は毎夜ミーティングが持たれ、4人の若いガイドが交代で堂々とジヨークをまじえて司会を務めてくれ、頼もしく気持ちが良かった。そのジョークを一緒に楽しめない私どもは少し情けなかったのです。トレッカーの自己紹介の時間もあったので、先に書いた各人のお国がわかったというわけです。
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2 コメント

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うらやましいです (hig)
2009-02-20 06:26:47
しばらく更新がとだえていると思っていましたら。ミルフォードトラックへ行っておられたのですね。ヨーロッパアルプス、ネパールヒマラヤとならんでいつか余裕ができたら行ってみたい憧れのルートです。レポートを読むのを楽しみにしています。
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リタイアー後に是非どうぞ! (nemobaba)
2009-02-20 09:02:17
 そうです。必ず行ってみてください。
日本以外の皆さんはリタイアー後のご夫婦で来ていまして、うらやましかったです。今の私には願ってもできないことです。Hig先生には是非実現してほしい。きっとそれまで、いえそれ以降もニュージーランドはあの環境を守り続けてくれるでしょう。今の日本とは覚悟が違います。
私もまた行ってみたいです。ミルフォードトラック以外にも「バーントラック」なども回ってくる方もいました。次回はそちらも欲張ってみたいとも・・。
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