雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

迷子から 3年経って 後遺症

2008-08-04 10:30:07 | 季節の花と愛犬「風」「鈴」「風愛」
これはいつも平日の夕方のお散歩でいく
用水路沿いの道でのショットです。

公園から続く用水路沿いの道と住宅の間には、市の管理する植え込みがあるんですが
そのスペースに今では近所の人が勝手に(?)思い思いの植物を植えてはります。

なので、まるで植物園状態。場所によっては雑草ぼうぼうのところもあるけれど
珍しい花や実が生っているところもあって、歩くたびに見ながら楽しんでます。

例えば、このベリーすごいでしょ。たわわに実ってまーす。
多分見た感じベリー類だと思うけれど、食べられるのかしら??

********
さて、昨日の話の続きですが、風ちゃんが行方不明事件をおこしたのが1歳の終わり。
その後は何の問題もなかったのですが、それから3年後。風ちゃんが5歳になる少し前に
後遺症というか、異変に気がつきました。

それは、4歳10カ月頃のある夏の日の夜。
ドライブに出かけた帰りに、風ちゃんをリフレッシュさせるために、深北緑地へ寄りました。
ここはドッグランもあってかなり広い公園で、今までも何度が来ている公園です。

ただし、夜に訪れたのはこの時がはじめて。

公園を歩きはじめて、なんだか風の様子がそわそわしておかしい。
いつもは、広い場所に入って「オスワリ」をかけ、リール式のロングリードをつないで、
「フリー」というと走り回るのに、全然動かない。私たちのそばからはなれようとしない。
「オスワリ」などをかけるとちゃんとやるけれど、ごほうびのおやつを口の前に出しても、いらないと言う。

「ねぇ、風ちゃんの様子がおかしいよ。おやつ食べへんねん」と私。
不審に思ったパパが、風のリードを持って「オスワリ」と指示すると、バッチリやる。
「よーし!おりこう」と言ってパパがフードをだしても、顔をそむけていりませんという。
「あれ?風ちゃんどうしたんや。食欲ないんかなぁ?」と言って、風の顔をじっくり見るため
しゃがんだところ、風ちゃんはパパにいきなり抱きついた。
パパが立ってもパパの胸から離れようとしない。
「あれあれ?風ちゃん、どうしたんや。何があったんや」。

風ちゃんは、自分からめったに抱き着いてこないけれど、大きな雷がなった時とか
動物病院の診察室に入った時とか、超大型犬が突進してきた時とか、
まれに「恐い」と思った時に私たちに抱き着いてくる。

だけど、その時は周りには誰もいない。200~300m先に、歩いている家族連れが見えるぐらいだ。

「風ちゃん、なんもないから降りなさい」と夫が下ろそうしてもイヤイヤ状態。
16kgの大きいなりして、まるで赤ちゃんみたい。

しばらくすると少し落ち着いたので、自分で歩かせるようにした。
しかし、また挙動不審に。
パパに抱きついて離れない。

その時、あっと気がついた。

同じ公園の随分と離れたエリアでロケット花火が上がっているのだ。

その時いた場所からは、そうとう距離がある感じで、高く上がったロケット花火が遠くに見える程度。耳もよくすまさないとヒューという音は聞こえないので、見過ごしていた。

風がおかしくなった原因はこれだったんだ。

あんなに遠くなのに・・・・・。

ヒューヒュー遠くてロケット花火の音がしている間中、
風ちゃんはパパをぎゅっと抱きついたまま「絶対パパから、はなれるもんか」という感じで、
かたくなにひっついている。

結局、パパにコアラのように抱きついたまま離れないので、帰ることにした。

風にしたら、ロケット花火の音は、恐いだけでなく
パパとはぐれた苦い想い出までもインプットしてしまったみたいや。

ロケット花火→パパとはぐれる→すごい不安と恐怖に襲われる

あー、なんとかしなくちゃいけないね。


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