雑種犬「風(ふう)」のひとりごと

元保護犬でセラピー犬風愛(ふあ)8歳とパピーの鈴々(すず)の楽しい毎日を575で綴ります。天国の鈴ちゃんの話も出るよ

毒なのに 与える鬼母 だったかも

2009-06-22 10:12:10 | 愛犬風愛(ふあ)と鈴々(すず)の日常
うっかりしていましたが

このブログを続けはじめて、2年が経ちました。


調べてみたら、2007年の6月18日にスタートしたこのブログ。

ときどきお休みする時もあるけれど

よく続いたな-と我ながら感心。



もちろん、ポチっと押してくださいるあなたのおかげです。


もしも、誰もポチっと押してくなかったら

とっくにヤメちゃっていたかも。


感謝でございます。


ちなみに第一回目のフォトは
でした。




さてさて、話は変わりますが


一昨日のブログで

風ちゃんが

「古い牛乳をかけたフードは一口も食べず」

「新しい牛乳をかけたフード完食」

と、お話をしました。



それで
風は、自分のカラダに良くないものを避ける

危険回避能力がある・・・と過程して

考えてみたら、



過去の私たちは

風に対して、とってもヒドイことをしていたのかも・・・と

思い当たるフシがあって、大反省。




それは、風ちゃんが生後1~2歳の頃の食欲ナシナシ時代の話。


今よりも体重が2kgも少なく

ガリガリにやせていた時代です。



その頃、私たちは国道沿いのある

あるペットショップでドッグフードを買っていました。

小袋は店内で販売していましたが、8kg、10kg、15kg
などの大袋は、店頭の軒(いわゆる店の外)に山積みされていて

直射日光がガンガン当たるところに保管(放置?)されていました。


その頃の私たちは知識もなく

その店だと、価格も安いし

いつも外に置いてある大袋を買っていました。



今から思うと、そのフードは炎天下にあったため酸化していた可能性大ですよね。


ドライフードも、保管方法を間違えると

傷んで、犬のカラダの害になるということを全然知らなかったんです。


よく読んでみると、ドライのドックフードの袋には

直射日光と高温多湿の場所を避けるようにとか

ちゃんと書いてありますよね。



それなのに、そんなフードを毎日、平気で与えていました。




その頃読んだ本には、

「犬には総合栄養食のドライフードを与えていたらいい」

「食べないからといって、犬が欲しがるものを与えると
 犬をわがままにする」とか


「犬は、毎日同じドッグフードを与えても不満に思わない」とか


「犬がドッグフードを食べないのは、反抗期かもしれないので
 おやつなどは全く与えず、そのフード以外与えなければ
 あきらめて食べるようになる」とか・・・。



そういうことを書いてあるものが多かったです。


私たちも、半信半疑ながら


それに従って、風ちゃんにおやつなども控えて

心を鬼にして、全然食べようとしないドッグフードだけを与えて

食べない日は、すぐに片付けるようにしていました。



風ちゃんは、ほとんどそのフードを食べないけれど

2.3日すれば、それを食べないと生きていけないので

あきらめて口にするようになりました。



しかし、とてもイヤイヤ食べてる感じ。



今の御飯前の笑顔とは、天と地ほどの差があります。



それでも、完食することは
めったになく、いつも器に残していました。


風ちゃんのためを思って、心を鬼に・・・と思っていましたが

後から考えると、風ちゃんにしてみたら、本当に鬼のような行為だったかも。



もちろん、空腹で胃液は、毎日吐いていました。




その頃、病院へいって相談しましたが

「贅沢病」だと言われ、よけいに辛くなりました。




食事以外のことでは、とても素直で良い子なのに・・・・・。




今から思うと、風が悪いのではなく

フードが酸化していて、風のカラダに悪いものだった可能性大だったと。


そこまで、風のことをわかってあげられず


本当にバカな私でした。



その頃一度、他のワンちゃんの放置ウン・を食糞しそうになったことがあるそうな。

風パパが散歩中のことで、よーく叱ったそうですが


冗談まじりに
「うちのドックフードは、
もしかして他の犬のウン・よりも、マズイのかなぁ」と

言ってましたが

今から思うと、本当にそうだったのかも・・・。


それから、フードジブシーが始りました。




一歳の元気はつらつな頃なのに

今よりも毛並みもよくなかった感じ。

走ってもすぐにバテるし、若いのにどこかじいさんみたいでした。




その後も、フードメーカーは変えても

いつも外に大袋を放置・・・いやいや陳列している

同じ店で買っていたせいか

やっぱり、あまり食べない日々が続いていました。

あー、今から思うと

食事に関しては、風にとっても、私にとっても

あの頃は、悪夢のような時代です。




風にしてみたら、私は

自分のカラダに悪いものを食べるように強要する鬼母だったのかも。


本当に風ちゃんごめんね。



以前あるトレーナーさんが
「飼い主さんが与えるものなら何でもうれしい。
何でも御馳走だと思ってくれるように育てましょう」

と言ってはりました。


だけどそれは
愛犬のカラダに良いものを選ぶ知識があってからのこと。
その犬よりも、「できる」飼い主だから、可能なのでは?と。


その前の段階で、私はダメダメでした。



先日の牛乳の件があって

私よりも風の方が、

自分のカラダによいものか悪いものか

判断できる能力が高いと実感。




もともと、風の事は信頼しているけれど

さらに信頼度がアップしました。



あの痩せていた時代に、もっと風を信頼して

食べないのは、風以外に原因があるかも・・・と考えられなかった自分が悔しい。



逆に今の風にしてみたら

「ママのことは信頼しているけれど

昔のことがあるからなー。

ママは、ときどきウッカリするから、

食べ物のことは

ちゃんと自分で判断するよ」と思っているのかも。



過去の過ちを反省しつつ

これからも風ちゃんとの信頼関係を培いながら

暮らしていきたいな。




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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