よその犬 なにもできない 無力やわ

御心配おかけしましたが、

風ちゃんは、すっかり元気です。

朝、特製雑炊を食べて

お昼寝して。


夕方のお散歩の時には、とても元気

便ももっちりとしたいいのが出ました。


ちょっと体調を崩したけれど

持ち直すのも早くてよかったわ。


ふふっ、私の雑炊がよかったのかしら??


と、ジコマンの私です。



今朝のお散歩も私が行ってきました。


風パパは、早朝会議や出張やらで


「今週はお散歩できません」宣言を出しちゃいましたからね。




さて、今日のお散歩の帰り道

うちの御近所に繋がれている見かけないダックスちゃんがいました。


その家は、以前シェルティーを見かけたことがあったけれど

もう亡くなったのか、数年前からみかけなくなっていました。


その家は、おじいちゃんとおばあちゃんのふたり暮らしみたいで

ときどき、おばあちゃんは


風と散歩している私に


「本当にこの犬は賢いな－」とよく声をかけてくだり

御挨拶させて頂いてました。



それで、今朝は

ダックスちゃんがいたので

なでさせてもらいました。

とても、人なつっこくて

撫でてあげると大喜び。


犬よりも人間が好きみたいで


風のことは無視するけれど


ずっと私をみつめてラブ光線を出してくれていました。





「この犬は、孫のところで飼っていたんやけど
　孫に赤ちゃんができて、犬がおったら毛が入るやろ。
　それに赤ちゃんの世話で大変やから
　もう飼えないから・・・といって、ここにきたんや」とおばあちゃん。

今までは、マンションで室内飼いだったらしく、ケージと共にやってきたそう。


「でも、家の中で放したら、走り回って家中毛だらけに
　それにオシッコも近くて、家がめちゃくちゃになったから
　家の中では、ケージの外には出さないようにしてんねん。

　すると遊んでほしいのか、出せ!出せ!というてるのか
　わからへんけど、吠えたり、暴れたりしてうるさいんや。
　だから、私は思いっきり叱ってる。
　それでやっとおとなしくなるけど・・・。
　あんたとこみたいに大人しい犬やったら、ええけど
　こんなんは、かなんわ」と

愚痴を話しださはりました。

そこで、犬の気持ちを代弁するつもりで、

「このワンちゃんにしてみたら、こういう気持ちなんですよ。」と説明したり

　「犬は、エネルギーが余っているから吠えることもあるんで
　長いリードを買って、お散歩先の公園や河原で、走らせてあげるとかすると
　おりこうさんになりやすいですよ」とか。

「家族が変わって、不安だったり、寂しいかったりするのかもしれません。
　だから・・・」と話していると


「私は、好きでこの犬を飼っているわけじゃない。
　行き場所がなくて仕方がないから。
　　エサだけやってたら、いいっていうから
　それ以上のことはする気持ちはないねん。
　だから、遊んだる気もないし、撫でる気もない」とはっきりとおっしゃり

複雑な心境に。


たしかに、よけいなおせっかい。



犬の世話や接し方、しつけ方法など

それはその家の人が決めることであって

外野は、実際のところ何もできない。


だけど、少しはがゆい。


このワンちゃんは、幸せだろうか??

と思ってしまう。


そういえば、以前も「大泣きしました」と私のブログに紹介した


なまこさん作のデジブック
絵本「家族なのに」を
思い出しちゃいました。


絵本のワンちゃんは、家族に人間の赤ちゃんができて

捨てられて、処分される運命。


だけど、このダックスちゃんは

捨てられずにおばあちゃん家に引き取られた。


そう思うと、絵本のワンちゃんよりも

幸せなのかもしれない。



何もできない私だけれど

お散歩の時に、表に繋がれていたら

優しくいっぱい、なでてあげよう。



　ボクは、知らない人に撫でられるのは、イヤな方だけど
　　　あの子は、うれしいみたいだったね。

　多分、今までいた家では、良く撫でてもらっていたんやろね。


　だけど、犬には全然興味がないみたいやったね。
　　　　しゃがんでいるママのとなりにオスワリしているボクのことは無視やったから。

　でかい置き物やと思っていたんと違う?　

　そりゃないでー。



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