私と同じ犬族のみなさん、こんにちワン。
人間研究家のDr.鈴(りん)です。
今日は、私が発見したことを報告するワン。
実は、私はかねがね「人間とは、残酷で恐ろしい生き物」
「我々犬族の敵」だと思っていたの。
私が捕まっていた施設では、みんなワンコは「辛いよー。悲しいよー。寂しいよー」悲しそうな声で泣いていたもん。
ワンコにそんな思いをさせているのは、人間でしょ。
だから、人間ってすごーくすごーく恐い存在。
ずっとそう思っていたの。
それが・・・・、チチさんという人に助け出されて
楽しく遊んでくれるワンコさんがいっぱいいるお家に行ったの。
最初は、人間のいるお家というだけで、恐くて恐くて
いつひどいことをされるかわからないから、見つからないように隠れなきゃって思っていたの。
でも、しばらくいて・・・待てよ。
私と楽しく遊んでくれるこのうちのワンコさんからは、
「辛いよー。悲しいよー。寂しいよー」なんて言葉を全然聞かないし
もしかしたら、ここのうちの人はひどい人間じゃないのかもって思い始めたの。
もちろん、他の人は恐いよ。
でも、ここん家の人は大丈夫みたい…。
そしてしばらくして、私は風ちゃん家に連れて来られたの。
来る道中は「いったい私は、どうなっちゃうの?」って恐くて恐くてたまらなかった。
はじめてのおうちにドキドキだったわ。
このお家の中には、風ちゃんの匂いがいっぱい。
それも「うれしい」とか「楽しい」とか「幸せ」とか、心地よい気持ちから生まれる匂いで充満していたの。
そうなの風ちゃんからは「幸せオーラ」がいっぱい出ていて、その風ちゃんから出ている匂いは
とっても安心感があったの。
(だから、今も風ニイのベッドが安心できて大好きなのよ)
このおうちは、きっと安全。
そして、こんなワンコが暮らすこのうちの人もきっと信用できるはず。
私は、野生の直感ですぐにそう思ったの。
この家の中には、「辛い」とか「恐い」とか「悲しい」なんて、ワンコの匂いは全くなかったから。
だから、このおうちに来た当日から、ママの手からオヤツもパクパク食べたし
おもちゃでも遊びまくれたのよ。
ママったら「なんて天真爛漫なの? 恐がりなんてウソみたい」って言ってたのを思い出すわ。
でもやっぱり「人間は恐ろしい生き物」という気持ちは、今もあるのよ。
ただ、最近わかってきたのは、人間の中にも、私たちワンコに辛い思いをさせるひどい人たちもいるけれど
安心できる人間も中には、いるんだなーってこと。
以前は、家を一歩出たら、そこは恐ろしい人間がいっぱいいる戦場だと思っていたの。
だから一刻も早く隠れなきゃって。
だけど最近は、お友達ワンコとお外で遊ぶことも覚えたし
恐ろしいことばっかりじゃないってわかってきたの。
実は写真のゴールデンのワンコさん。
初めて会った時から楽しく遊んでくれて、写真のシーンは3回目に会った時のもの。
ひと遊びして、ゴールデンさんが飼い主さんから、少し離れたところで休憩している時に
私は、このワンコの飼い主さんの匂いを嗅ぎに自分から行ったのよ。
うちのママったら「わぁ、鈴ちゃんから他人に近づくなんてビックリ!」なんていうのよ。
なぜって私は、このゴールデンさんから「幸せオーラ」を感じたの。
幸せオーラの出ているワンコの飼い主さんなら、きっと安全な人のはず
どんな匂いか興味津々だったの。
このゴールデンさん以外にも、「幸せオーラ」のあるワンコ友達がいるんだけど
どのワンコの飼い主さんも、私に対してもやさしいの。
世の中、こういう人間ばっかりだったらいいのに…。
ワンコのみなさん、私たち犬族にとって、いい人間かどうかは
そこのワンコから「幸せオーラ」が出ているかどうか!
そこが見極めのポイントですわよ。
実は、私がよくお散歩する車が通らない用水路沿いの道があるの。
その道では、たいていゴキゲンで歩くんだけど、1カ所だけ近づきたくないところがあるの。
その道に誰もいなくても、そこだけは通りたくない。
それは、用水路を隔てた向かい側のあるお宅の前。
その家の中から、ワンちゃんの「ヒィーヒィー、ワンワンワン(ここから早く出して! 寂しいの。辛いの)」って
悲しそうな声が聞こえるからなの。
私は、そのワンちゃんの姿を見たことがないし、ワンちゃんに対しては恐いなんて思わないんだけど
その家には、ワンちゃんにそういう思いをさせるひどい人間がいるってことでしょ。
そういう家には、絶対に近づきたくないの。
川を隔てていても、前を散歩するのもイヤなの。
でも、うちのママも風ニイもノーテンキでしょ。
「あれ? 鈴ちゃんなんで動かなくなったん?」とか言ってるのよ。
風ニィなんて、全然気にせずに歩いているし
(犬語は、私の方が堪能なのかもしれないわ)
で、その場所を過ぎたら、足速にすいすい歩くから
ママったら「あれあれ、どうしたの?さっきまでイヤイヤさんだったのに」なんて言ってるの。
そうそう、そういえばママったら無神経に、「犬を保護している保健所の実情」なんていう
テレビ番組を私の前で平気で見るの。
ナレーションの時は、まぁよかったけれど
そこでのワンコの辛い叫び声が聞こえた途端
私、恐くなって部屋を飛び出して、寝室のクレートの中に飛び込んでブルブル震えちゃったの。
あんな仲間の声、もう2度と聞きたくないのに。
その姿を見て、やっと気がつくドンカンなママ。
風ニィも平気な顔をしているし…。
まぁ、犬族にとって安全ないい人間であっても
ママのようなドンカンなのもいるってことやけどね。
以上、Dr.鈴からの報告を終わります。
最後まで、見てくださってありがとうございます。
安心できる人間の見極め方を構築しつつある鈴ちゃんに、応援のポチッをお願いしまーす!!
←すみませんが両方押してください→にほんブログ村
人間研究家のDr.鈴(りん)です。
今日は、私が発見したことを報告するワン。
実は、私はかねがね「人間とは、残酷で恐ろしい生き物」
「我々犬族の敵」だと思っていたの。
私が捕まっていた施設では、みんなワンコは「辛いよー。悲しいよー。寂しいよー」悲しそうな声で泣いていたもん。
ワンコにそんな思いをさせているのは、人間でしょ。
だから、人間ってすごーくすごーく恐い存在。
ずっとそう思っていたの。
それが・・・・、チチさんという人に助け出されて
楽しく遊んでくれるワンコさんがいっぱいいるお家に行ったの。
最初は、人間のいるお家というだけで、恐くて恐くて
いつひどいことをされるかわからないから、見つからないように隠れなきゃって思っていたの。
でも、しばらくいて・・・待てよ。
私と楽しく遊んでくれるこのうちのワンコさんからは、
「辛いよー。悲しいよー。寂しいよー」なんて言葉を全然聞かないし
もしかしたら、ここのうちの人はひどい人間じゃないのかもって思い始めたの。
もちろん、他の人は恐いよ。
でも、ここん家の人は大丈夫みたい…。
そしてしばらくして、私は風ちゃん家に連れて来られたの。
来る道中は「いったい私は、どうなっちゃうの?」って恐くて恐くてたまらなかった。
はじめてのおうちにドキドキだったわ。
このお家の中には、風ちゃんの匂いがいっぱい。
それも「うれしい」とか「楽しい」とか「幸せ」とか、心地よい気持ちから生まれる匂いで充満していたの。
そうなの風ちゃんからは「幸せオーラ」がいっぱい出ていて、その風ちゃんから出ている匂いは
とっても安心感があったの。
(だから、今も風ニイのベッドが安心できて大好きなのよ)
このおうちは、きっと安全。
そして、こんなワンコが暮らすこのうちの人もきっと信用できるはず。
私は、野生の直感ですぐにそう思ったの。
この家の中には、「辛い」とか「恐い」とか「悲しい」なんて、ワンコの匂いは全くなかったから。
だから、このおうちに来た当日から、ママの手からオヤツもパクパク食べたし
おもちゃでも遊びまくれたのよ。
ママったら「なんて天真爛漫なの? 恐がりなんてウソみたい」って言ってたのを思い出すわ。
でもやっぱり「人間は恐ろしい生き物」という気持ちは、今もあるのよ。
ただ、最近わかってきたのは、人間の中にも、私たちワンコに辛い思いをさせるひどい人たちもいるけれど
安心できる人間も中には、いるんだなーってこと。
以前は、家を一歩出たら、そこは恐ろしい人間がいっぱいいる戦場だと思っていたの。
だから一刻も早く隠れなきゃって。
だけど最近は、お友達ワンコとお外で遊ぶことも覚えたし
恐ろしいことばっかりじゃないってわかってきたの。
実は写真のゴールデンのワンコさん。
初めて会った時から楽しく遊んでくれて、写真のシーンは3回目に会った時のもの。
ひと遊びして、ゴールデンさんが飼い主さんから、少し離れたところで休憩している時に
私は、このワンコの飼い主さんの匂いを嗅ぎに自分から行ったのよ。
うちのママったら「わぁ、鈴ちゃんから他人に近づくなんてビックリ!」なんていうのよ。
なぜって私は、このゴールデンさんから「幸せオーラ」を感じたの。
幸せオーラの出ているワンコの飼い主さんなら、きっと安全な人のはず
どんな匂いか興味津々だったの。
このゴールデンさん以外にも、「幸せオーラ」のあるワンコ友達がいるんだけど
どのワンコの飼い主さんも、私に対してもやさしいの。
世の中、こういう人間ばっかりだったらいいのに…。
ワンコのみなさん、私たち犬族にとって、いい人間かどうかは
そこのワンコから「幸せオーラ」が出ているかどうか!
そこが見極めのポイントですわよ。
実は、私がよくお散歩する車が通らない用水路沿いの道があるの。
その道では、たいていゴキゲンで歩くんだけど、1カ所だけ近づきたくないところがあるの。
その道に誰もいなくても、そこだけは通りたくない。
それは、用水路を隔てた向かい側のあるお宅の前。
その家の中から、ワンちゃんの「ヒィーヒィー、ワンワンワン(ここから早く出して! 寂しいの。辛いの)」って
悲しそうな声が聞こえるからなの。
私は、そのワンちゃんの姿を見たことがないし、ワンちゃんに対しては恐いなんて思わないんだけど
その家には、ワンちゃんにそういう思いをさせるひどい人間がいるってことでしょ。
そういう家には、絶対に近づきたくないの。
川を隔てていても、前を散歩するのもイヤなの。
でも、うちのママも風ニイもノーテンキでしょ。
「あれ? 鈴ちゃんなんで動かなくなったん?」とか言ってるのよ。
風ニィなんて、全然気にせずに歩いているし
(犬語は、私の方が堪能なのかもしれないわ)
で、その場所を過ぎたら、足速にすいすい歩くから
ママったら「あれあれ、どうしたの?さっきまでイヤイヤさんだったのに」なんて言ってるの。
そうそう、そういえばママったら無神経に、「犬を保護している保健所の実情」なんていう
テレビ番組を私の前で平気で見るの。
ナレーションの時は、まぁよかったけれど
そこでのワンコの辛い叫び声が聞こえた途端
私、恐くなって部屋を飛び出して、寝室のクレートの中に飛び込んでブルブル震えちゃったの。
あんな仲間の声、もう2度と聞きたくないのに。
その姿を見て、やっと気がつくドンカンなママ。
風ニィも平気な顔をしているし…。
まぁ、犬族にとって安全ないい人間であっても
ママのようなドンカンなのもいるってことやけどね。
以上、Dr.鈴からの報告を終わります。
最後まで、見てくださってありがとうございます。
安心できる人間の見極め方を構築しつつある鈴ちゃんに、応援のポチッをお願いしまーす!!
←すみませんが両方押してください→にほんブログ村