人口衛星からの写真を見ると、日本列島は周囲を海に囲まれ、南北に長く、北はサハリンに接触し、南は琉球諸島が台湾にまで連なっている。
そして、あの朝鮮半島が九州にのしかかる。
どうにもドラマッチックな形状と位置ではないか。
メインは、半島からの移住であろうが、散発的に、さまざまの集団の移住があったのではなかろうか。
それらがMIXして、徐々に「日本人が成立」したのであろう。
ところで、近世に、この国を訪れたヨーロッパの人々は、列島の色の白い人に注目し、お隣の朝鮮や中国の連中とはあまりにも違っている、
「彼らの先祖はバビロニアから来たのではあるまいか」
つまり、聖書のバベルの塔のエピソードで世界中に分散した人々の子孫、白人の子孫だというのだ、幕末・維新に、この国を訪れた白人のインテリは、これを信じていたようだ。
今回のJCウイルスの研究は、図らずも、彼らの直感を証明したことになるのであろうか。