The orthodox civilization is the festival politics of Japan

「安藤真の『世界文明の正統は』」の続き、祭政は人間中心を超え物質文明を越える、これを受け継いでいるのが日本の伝統と文化

縄文から弥生へ

2009-01-17 07:16:59 | Weblog

 細かな数字には問題があるようだが、全体的傾向は摑めるのかもしれない。
 縄文の後期から晩期にかけて、列島の人口が激減していたということになるようだが、それが、弥生時代になると増加する。
 その原因は「水稲稲作システム」の導入、単位面積当たりの収穫量が多く、しかも高カロリーのこの植物は多くの人びとを養うことを可能にし、瞬く間に、列島に伝播していく。
       晩期      弥生時代
  近畿  2100   10万8300
  中国  2000    5万8800
  四国   500    3万 100
  九州  6300   10万5100

 この人口増加の原因は農業生産の確立、その根本は「水田稲作システム」ということになる。
 数世紀、大和に成立した政権は「コメ」の精霊を祭り、「コメ」に最高の神格を付与している。

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