古代世界では、特殊な薬草が使用された、インカのコカが有名だが、インドやメソポタミアでも、それぞれの薬草が利用されたのではなかろうか、あの健康的な古代ギリシャはどうであろう、彼らの幻想的な一面は、その成果かもしれない。
インカのコカは高地で生活する彼らの必需品で、労働の疲れを忘れさせてくれるものだが、スペイン人の強制労働を耐えさせたものがコカの作用、彼らは ボロボロになって死んでいった。
マヤはタバコ、マヤのシャーマンはタバコを利用して彼らの神々とコンタクトを取っていたのではあるまいか、もっとも我々のレベルではなく何十本を束ねたもので、もうもうたる煙の部屋に閉じこもる、なんとも徹底している。
かつてタバコを吸っていたことがあるのだが、八月下旬の猛暑の時、一服すると暑さを忘れ静かな世界が訪れていた、一本か二本でこれだから、何十本も束ねたものなら、どうなるか。