アメリカがシリアを空爆、サウヂアラビアやいくつかの国の同意を取りつけていると声明、だが、ロシアは、
「この空爆は 国際法に違反している」
世界の世論はどうだろう、あんな残忍なシーンを放映してしまっては、とても同調できない、原理主義者のエキセントリックな行動ほど困ったものはない、だから、アメリカの石油企業や軍事産業は大喜び、これで爆撃の大義名分が成立する、もうひとりの「大喜び」はイスラエルだ、あの冷酷なパレスチナ殲滅作戦がかすんだ、この間に、着々と領土拡張計画をすすめる、いつものパターンだろう。
貿易センタビルの急襲作戦で世界経済はパニックになり、「金融緩和のゼロ金利」、この市場経済・金融経済の自動操縦から、なんとか回復しかけて「微妙な金利政策」の手動操縦にもどろうとしているのだが、これに対して、イスラム過激派の一手は、どんなものか。
今回の空爆に反対したロシア、このことだけはマトモなのだが、ロシアのGDPは2兆ドルちょい、それに対してアメリカのGDPは16兆ドル、アメリカはロシアの8倍、大学院生と幼稚園児以上の差だろう、勝負にならないね。
ところで、近代戦は単位面積当たりの火薬量で決定する、武蔵も小次郎もない、どれだけの火薬をぶちこむことができるか、それで、数十メートル数百メートル四方が破壊されてしまう、爆弾の種類によってはあらゆる生き物が消滅する、今回、どんなモノが使用されたのか。
さて、単位面積当たりの火薬量とは単位面積当たりの経済力、それが1対8では、お話しにならない、だからGDP世界3位・4兆901億ドルのニッポンは、もっと自信をもってもいい、そう、それゆえに、どこかの国がキャイーンキャイーンとうるさいんだろう。