あの足跡が本当であれば、150万年前に、既に、現代の人類と同じ直立二足歩行が出来ていたことになる。
すると150万年間は、ヒトの体形と空間の移動方法の微調整ということになりはしないか。
人間らしい外見・人間らしい形態を整えるために150万年を費やす。
重力に逆らって直立、内臓がぶら下がる、引き上げねばならない、だから、内臓の周りの筋肉が発達する、発達しなければならない。
身体が大きく強そうに見えても、この見えない筋肉が強靭でないと、運動能力が高くないことになる。
特に身体の回転力、外付けの筋肉だけではスピードがでない、この微妙な差が決定的になるスポーツがある、それがベース・ボール、日本の野球。
バットを早く振れなければ、ヒットを打つことは出来ない。
あのイチローのように、ヒットの量産は不可能になる。