接心の三日目、ようやく落ち着いてきた、日本人も外国人も黙々と座っている、堂内は、
「しんとしていた」
そこで、山の小鳥が巣を作り始めた、
「カサ・カサ」
休息の時間に出てもらった、鳥類にはこうしたところがある、
「恐竜から進化したからだろうか」
これと反対は、屋根職人が,坐禅堂の屋根を修理していたら、下から、
「むわ〜ん」
転がり落ちそうになった、何十人もの座禅の集中力、
「こちらも面白い」
そうそうインド人がやって来たのは接心の三日目、目がギラギラ、手足はバタバタ、全身から不気味な気を発している、接心を、
「ぶちこわしてしまいそうだ」