直近、トランプについて、ユニークな予測に出くわした、
1、暗殺される
2、弾劾裁判で失脚する
なかなかの分析、世間には,
「いるもんだなあー」
1は軍産複合体がどうのこうのというのではなく、アメリカを二分した大統領選、半分の選挙民がトランプ嫌い、そして、この国は銃であふれている、変人‣奇人、アタマのチョーシのおかしな時がある。
軍産複合体は、むしろトランプ支持ではあるまいか。
2はより可能性がある、これ以上、ワケの分からないコトをごり押しするようだと・・・ニクソンは裁判にかけられる前に辞任した、クリントンは女性問題ではなく、アーカンソンの知事時代の収賄(しゅうわい)容疑、こちらも裁判になる前に辞めている、トランプのケースはどうなるか。
ところで、中途半端な明治維新は village community を引き継いでしまい現在に到る、それが、シャープ・東芝の破綻の根本的原因ではあるまいか。
ヨーロッパ式の近代国家を造らなければ、アフリカや中南米のように征服されてしまう、これが、明治の政治家のコンセンサスでだったようだ、あの中国がやられてしまった、一日も速く近代日本をデザインをするべきだ、明治前半の日本は、実質的にはイギリスの植民地的状態だった、それは、
1、領事裁判権
2、関税自主権
1はイギリス人の犯罪を裁(さば)けるのはイギリスの領事だけ、2は、日本政府は関税の税率を決めることができない、確か5%、日本に決定権はなかった。
明治の政治家たちは、アメリカとヨーロッパに視察に出かけ、改めて、その実力に驚く、ケムリを吐いて疾走する機関車、一日に何千枚の服を作る工場、軟百キロメートルも離れての通信、なかでもプロテスタントの国々の発展がすばらしかった、彼らは、近代の日本をどうするか、どうしたら強国にできるか、一人が、
「いっそ キリスト教の国にしたらどうか」
「それは あんまりだ」
なにをこの国の柱にすべきか、
1、神道
2、仏教
2について、
「仏法は 高邁(こうまい)なれど 僧侶は人間なり」
明治の男たちの英知、よく見ている、あの連中に口をださせたら、収拾(しゅうしゅう)がつかなくなる、そこで、
3、天皇制
天皇中心の国家体制にして、統帥権と統治権を与える、このふたつを掌握(しょうあく)するにはフツーの力量では不可能だった。
明治の妥協と不徹底が、その後の日本と日本人の進展を阻害し、中途半端な状態に留(とど)めてきたのかもしれない。