佐賀県東松浦農業改良普及センターより、産地情報が届いた。
産地情報は、以下の通り
まず、山間部である天川の現況です。
4月下旬の低温で、苗の生育が心配されたものの、影響は少なく、移植は順調に行われております。
次に、昨年度から取組を始めました。
相知さがびより「自然循環型栽培」の本年度の取組を連絡いたします。
昨年は2つの圃場で、それぞれ3つの試験区を設けて試験栽培を行いました。
試験区の概要は以下の通りです。
試験区1:米糠(50kg/10a)+元肥にゴールド有機50(35kg/10a)
試験区2:米糠(50kg/10a)+元肥にゴールド有機50(20kg/10a)
試験区3:米糠(100kg/10a)+元肥にゴールド有機50(20kg/10a)
試験区4(慣行区):米糠なし+元肥にゴールド有機50(35kg/10a)
食味試験の試験区2の評価が高く、新たなブランド米の栽培技術として有望であると考えられました。
この結果を受けまして、本年度は、試験区2の栽培体系で、相知町伊岐佐におきまして50a分の作付けを行います。
また、昨年と同様の2圃場(上園・長部田)において、更なる肥培管理について試験を行いたいと思っています。
それに先立ちまして、先日、米糠のペレット化を行いました。
今回は伊万里の農家が所有している、ペレット製造機を利用させていただきました。
使用した米糠の量は380kgでした。
早速5月の8-9日にかけて伊岐佐、長部田、上園の圃場に散布を行いました。
普通期栽培では種まきが始まり、いよいよ本格的な水稲のシーズンとなります。
今年も、情報提供をを行っていきたいと思います。