こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

欠航出始めた

2014年02月14日 23時01分55秒 | Weblog
今、ANAのHPで確認したところ、羽田→千歳行きに欠航が出始めたし、機種変更も多くなってきた。

これ以上、悪天候が続くと、本当にヤバイぞ。
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まだ雪のままだ

2014年02月14日 22時52分38秒 | Weblog

早く雨に変わらないかな。
このままだと、明日は北海道にいけないだけでなく、店もアウトだぞ。
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明日は電車だな

2014年02月14日 21時25分22秒 | Weblog

明日の北海道行きは、羽田空港まで車で行く予定だったが、この状況だと車は無理そうだな。
でも、電車での移動時間も正確ではないかもしれないから、1時間以上早く空港に着くようにした方がいいだろうな。
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TPP 最後まで戦う 齋藤自民農林部会長 全青協請願に決意

2014年02月14日 18時20分10秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「TPP 最後まで戦う 齋藤自民農林部会長 全青協請願に決意 (2014/2/14)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA全青協は13日、東京・永田町の国会前で、環太平洋連携協定(TPP)交渉で重要品目を関税撤廃の対象から除外することなどを求めた国会決議を守るよう、自民党農林部会の齋藤健部会長らに請願した。
齋藤部会長は「(国会などの)決議もある。首相の発言もある。絶対におかしくなるようなことがないように最後の最後まで気を抜かないで戦っていく」と応じた。

全青協の山下秀俊会長は、「若手農業者の、わが国の食料生産と地域振興に対する自負と決意を踏みにじることがないよう、政府は脱退も辞さない不退転の覚悟を持ってTPP交渉に臨むべきだ」と要請した。

齋藤部会長は「思いは全く同じだ。私だけでなく、今の自民党は皆さんと思いを共有している」と述べ、22日からシンガポールで行われる閣僚会合で、日本が安易な妥協をしないよう党が監視する考えを示した。
一行は同部会の若林健太副部会長にも請願を行った。

請願後、都道府県の青年組織ごとに、地元選出の国会議員にも精力的に要請した。
というもの。

ここまで来たら、信用するしかないのだけれど、民主党憲法総合調査会の14日の会合で、安倍晋三首相が憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に向け「(憲法解釈の)最高責任者は私だ」などと国会で答弁したらしいから、最後の最後まで、信用できないんだよな。
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13年産食味ランキング 特A米 最多38銘柄

2014年02月14日 17時02分53秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「13年産食味ランキング 特A米 最多38銘柄 (2014/2/14)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
日本穀物検定協会(穀検)は13日、2013年産米の食味ランキングを発表した。
食味が最も良いとされる「特A」は、特Aランクが設定された1989年産以降で、過去最多の38産地品種銘柄(前年産は29)が選ばれた。
全体に占める特Aの割合も29%(前年は23%)と過去最高だった。

全国の131産地品種銘柄を評価した。
初めて特Aになったのは、宮城「つや姫」、千葉「コシヒカリ」、鳥取「きぬむすめ」、香川「おいでまい」、佐賀「コシヒカリ」、鹿児島・県北「あきほなみ」の六つ。
穀検は「13年産米は全国的に天候に恵まれたことや、栽培技術の向上が進み、全国的に特A産地が広がった」とみる。
というもの。

自分がブランド化や地域活性化をしている産地や地域から出されたお米が「特A」に認定されることは、やっぱり嬉しいものである。
この努力を、どうやって消費者に伝えるか、それが一番の問題であるが・・・
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特A天川コシヒカリ

2014年02月14日 16時49分55秒 | Weblog
13日に、唐津市「相知町交流文化センター」で、美味しい、売れる米を目指した「唐津米」推進研修大会があり、そこで発表されたのは、今年のお米食味ランキングで初めて「特A」を取ったコシヒカリ、つまり「天川コシヒカリ」であった。

天川コシヒカリは、霊峰天山の麓、標高600m、昼夜の大きな温度差、天山山系の伏流水という環境で、佐賀県特別栽培農産物の認証を受け、美味しさを追求した低タンパクの、「売れるブランド米」を作ることを目的に、H18に「天川コシヒカリ特別栽培研究会」が立ち上げられ、以降、栽培が続けられている。

佐賀県には以前から、「七夕コシヒカリ」と「上場コシヒカリ」という地域ブランド米があり、「天川コシヒカリ」は、後発のブランド米としてスタートした。
しかしスタート当時は、まだお米に甘さがなく、ただ硬いだけのお米という印象でしかなかった。

それから毎年、色々な試みを繰り返して、ついに「これなら」というコシヒカリを作り上げ、それが今回「特A」として認定されたのだ。
なので昨日は、地域の生産者にとって、一番うれしい日であったことだろう。

実は「逢地」と同様に、この「天川コシヒカリ」もスズノブの独占販売となっている。
考え方は「逢地」と同じ。
よって、これについても、秋からはこだわり米を販売している米屋が仕入れられるように、米卸の変更をする予定である。



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今後の「佐賀米高品質化プロジェクト」

2014年02月14日 16時13分12秒 | Weblog
「こだわりの佐賀米」の取り組みの課題と今後の取り組み方法については、課題として、今後の米専門店と連携した新たな「こだわりの佐賀米」産地育成が進んでいないという問題があるので、ここの強化をしていく事になるが、これが意外と問題で、どうやって広げていくのかのイメージが、まだ佐賀県には無かった。

今後の取り組みの方向性としては、1共乾1ブランド産地育成の取り組み推進が中心となるが、初年度は、共乾内のモデルとなる集落や集落営農組織、農家グループ等での1~数筆の圃場単位の取り組みをし、2年目以降は、モデルとなる集落や集落営農組織などでの共乾の貯蔵ビン単位の取り組み、3年目以降は、共乾全体での取り組みとなっていく(案)。

あくまでも案なので、実行できるかどうかは、これからの事となるが、日本で一番共同乾燥施設の使い方がうまい佐賀県だから、もしも出来るとしたら、佐賀米は、そのほとんどをブランド米とすることが出来る事になる。
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佐賀のトップブランド「逢地」

2014年02月14日 15時31分27秒 | Weblog
12日の最後の発表は、H13から手がけている、佐賀県のトップブランド「逢地(あうち)」。
「七夕コシヒカリ」や「上場コシヒカリ」と考える人も多いと思うが、佐賀県の品質・食味・こだわりなどは、この「逢地」が作ったといってよいだろう。

①逢地ヒノヒカリ
・佐賀県認証制度の特別栽培米
・H13からは、地域の特徴を活かした低タンパク米(極低タンパク米)の生産に取り組み始め、現在は品質・収量の安定と食味の向上を目指して、低タンパク米(タンパク質含有率6.0%)を続けている。

②逢地夢しずく
・佐賀県認証制度の特別栽培米
・穂肥の減肥による低タンパク化(タンパク質含有率6.3%)
・産地加算の設定

③逢地さがびより
・佐賀県認証制度の特別栽培米
・産地加算の設定
・機械利用組合のある集落を指定し、分別荷受けにより、他の産地に負けない事を目標にタンパク値の平準化(タンパク質含有率6.3%)

全てのお米は、佐賀松浦カントリーエレベーター、受け入れ設備20t/h×2系列(4ホッパー)、乾燥設備50tビン×36基、除湿型乾燥方式、貯蔵施設100tビン×9基で管理されている。

「逢地」といえば、スズノブブランドとも言われていることもあり、栽培管理、穂肥検討、病害虫調査・対策、適期防除、荷受け区分と、徹底されていることから、玄米品質の良さは、消費者が見ただけでも判るほどであるし、米屋からも、袋を開けて、何もせずに販売できる米として
良い評価を受けている。

テレビ・新聞・雑誌などでも、度々紹介しているし、1昨年前には、日本テレビの「満点☆青空レストラン」で、「さがびより」を全国に向けて紹介している。
なのだが、なかなか手に入らないお米としても有名。
なぜなら、「逢地」ブランドについては、今までスズノブの独占販売となっていたからである。

独占販売を続けていた理由は、お米の価格が下がり続けている中で、佐賀米の価格の下落を止めるため、価格を引き上げるため、店頭売価を特売にさせないための切り札にもなっていたからだ。

しかし、今年の新米からは、今までの米卸から、こだわり米販売専門の米卸に、全ての「逢地」を移す予定でいるので、これによって「逢地」が初めて、他店での販売が出来るようになる。

ちなみに、お米食味ランキングで「特A」を取り続けている「さがびより」は、この「逢地」である。
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武雄市橘町産「さがびより」

2014年02月14日 14時38分22秒 | Weblog
今年も食味ランキングで特Aに輝いた「さがびより」は、佐賀のおだやかな気候、肥沃な大地、豊かな水、豊潤な自然の恵みを生かして、農家は雨の日も風の日も、日々米づくりに励みます。
気候が大きく変動するなかでも知恵と努力を重ね、やっと迎えた収穫の日は、この上なく晴れやかな佐賀日和。
この思いをこめた「さがびより」は、これからの食卓を支える佐賀県の誇りです。
というお米である。

http://www.saganet.ne.jp/jasaga/nosan/sagabiyori.html

自分が今回、もっとも報われていないと感じたのが、この「橘町さがびより」である。
この事を知ってもらいたくて、佐賀に行っている時ではなく、戻ってきてから書いているのだ。

発信をしたくても発信させてもらえない環境、協力してもらえない環境については、地域に問題があると言い切ってよいだろう。
ここまで言い切るには理由がある。

ネットで、「橘町さがびより」と検索すると、「橘さがびより産地育成にむけた支援体制づくりの強化」という5ページにわたるPDFを見つけけることができる。
http://166.119.78.61/j/seisan/gizyutu/hukyu/h_zirei/pdf/1-41saga.pdf

今回の検討会の内容は、ほぼこれと同じと考えてよいだろうから、ここでは言う事は止めておくが、自分が言っている問題点は、この4ページ目にある。

実需者にむけの産地情報発信による「橘産さがびより」のファン獲得。
「橘産さがびより」の付加価値を高めるために、平成24年産からの初契約となる米販売店向けの産地情報を発信した。
産地情報には、橘産さがびよりの生育状況や作業風景、生産者や関係機関から消費者へのメッセージなどを掲載し、5月~10月にかけて月2回、計12回(総ページ数67枚)作成した。
となている。

さらに今回の検討会では、購買者向けの産地情報提供も紹介されていて、計6回:5~10月「極める」という産地情報も発信しているとなっていた。

物凄い発信量である。
「橘町さがびより」は都内2か所で販売されているので、そのお店に行けば、これらの資料を手に入れる事は出来るのだろうが、その他では手に入れる事が出来ない。
HomePageもなければ、Facebookもない。
つまり、膨大な産地からの発信が、地域によって潰されていて、全て無駄になっいるのだ。

これは不幸だ。
地域が動かないというのなら、佐賀県が助け上げるべきだろう。
何のための「佐賀米高品質化プロジェクト」なのかと、もう一度考え直してもらいたい。

とりあえず、武雄温泉街で、どこか使用してもらえるホテルや旅館をを探して、まず1人でも多くの人に食べて貰うべきだ。
そして、そこを窓口として、地元を説得していくしかないだろう。

もっとも、自分がここまで書き込んでしまったのだから、あっという間に、県にもJAにも広がるであろうし、地元の議員などにも伝わる事であろう。
文句があったとしても、調べれば現実は見えるから、反論も出来ないだろうし・・・

これで動かないというのなら、武雄は、衰退していくだけの将来しか残っていないと思う。
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伊万里産こだわり米「夢しずく」

2014年02月14日 13時44分07秒 | Weblog
「夢しずく」は、「キヌヒカリ」と「ひとめぼれ」の交配によって生まれた品種です。ほどよい粘りと優れた味わい、食欲をそそるふっくらでつやのある光沢が高い評価を受けています。

「夢しずく」の由来は、新世紀の佐賀米作りへの「夢」と、朝露に濡れる稲の新鮮なイメージを「しずく」という言葉で表現しました。
佐賀県の統一米袋のデザインは、佐賀県厳木町出身の風の画家中島潔さんのあたたかなイラストになっています。
(スズノブのデザインは、ススノブオリジナルとなっています)

http://www.saganet.ne.jp/jasaga/nosan/yumeshizuku.html

伊万里市黒川町の深山(みやま)地区の牟田(むた)集落
太平山(331m)や城古岳(404m)を有する山間地域
標高305m付近にある棚田で、湧水を利用して栽培
深山米部会は生産者19名、面積13.5ha(225筆)
という環境で、伊万里産こだわり米「夢しずく」は栽培されている。

取り組みとしては
①安心安全な農産物の生産
・佐賀県特別栽培農産物の認証
・稲わらすき込みの確実な実践

②おいしい米づくりを目指した栽培管理
・土づくり資材の散布
・適期・適量な施肥の実施
・生育ステージに合わせた、細やかな栽培管理の徹底

③こだわり米の商品化
・区分荷受けの実施
・適期収穫の実施・水分の均一化
・販売促進活動
となる

実はこのお米は、すでに1か所の米卸に流通している。
産地側としては、「深山こだわり米」として出荷しているのだが、米卸からの商品名は「佐賀県伊万里 特栽 夢しずく」となっている。
なぜか?
それは、産地・地域側からの提案・説明が弱すぎるからだ。

「佐賀県伊万里 特栽 夢しずく」の仕入れている多くの米屋が感じていた、今までの欠点であった玄米品質については、玄米色彩選別機の導入が決まっていて、これによって品質ブレのない玄米タンパク質含有率6.54%以下のお米が流通してくるようになるであろう。
栽培においては、圃場巡回をし、穂肥診断に基づく施肥量の指導、葉色診断に基づく区分荷受けを実施する。


この地区の問題点は、ブランド名の弱さ。
資料の中にも「深山こだわり米」や「深山夢しずく」といい方がある。
もっとも、そのことには気が付いているようで、ブランド米販売についての検討も始まっていた。

ブランド名にしたい「深山のイメージ」
①深山(みやま)
城古岳などを有する山間地の自然

②清流
山頂付近の湧水・ため池の水を利用

③星空
星の美しい観測地点(環境省 全国星空継続観測)

④その他、地域の名所旧跡など
を踏まえて、「深山清流米」としたブランド名やロゴ、米袋デザインなどを検討しているとのことだが、田舎の考え方というか、世間知らずというか、勉強不足というか、すでに「深山清流米」という言葉はあるので、新しくブランド米とするのであれば、今更使うべきものではないだろう。

それに、ブランドとして「深山」を売り込みたいと言っているのに、写真を見てもらえば判るように、「清流米」という言葉が先に来てしまっている。



これは、明らかにおかしい。
ブランドとは何か、何を消費者に売り込みたいのか、知ってもらいたいのかという部分が、まだ固まっていないという事だろう。
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城田西CEプレミア「天使の詩」

2014年02月14日 11時39分20秒 | Weblog
「天使の詩」は、平成5年に佐賀県農業試験研究センターにおいて、晩生多収・食味良の「西海201号」を母に、早生・良食味の「関東165号」を父として、人工交配を行い、以後世代促進、個体選抜、系統選抜を経て育成。
平成115年に奨励品種として認定されました。
手塩にかけて育てた美味しさは、真に“天の恵み”で、全国では佐賀県のみ。佐賀県内でも、神崎市千代田町だけとなってしまっている。

http://www.saganet.ne.jp/jasaga/nosan/tenshinouta.html

「天使の詩」は、米屋からの支持もあるし、消費者もリピータも多く、小さくではあるが、1つのポジションをシッカリと持っているお米であるが、近年、収量と品質低下傾向にあり、栽培中止の検討もされ始めていたが、自分の説得もあり、栽培は継続することになったし、自分が提案した方法によって、盲点も見つかったことから、「プレミア天使の詩」として、新しくスタートしていく事になる。

「プレミア天使の詩」は
①栽培技術のレベルアップ
栽培研修会の開催、看板の設置、個人面談、土づくり

②種子生産
全国で唯一の生産

③エコファーマー

④生産者責任
米屋専用看板(スズノブのは無し)

⑤高度調製米
ふるい目1.9mm、タンパク質含有率6.5%以下
となっている。

栽培研修会を開催すると、生産者の8~9割が参加するほど、生産者の意識は常に高く、栽培についても個別指導は当たり前で、全ての生産者の苗についても巡回し、茎数についても、普及員がするのではなく、生産者が自分で数えるなど自立も促している。
他の地区よりも、1手間も2手間もかけているし、努力も惜しみなく長年していたにもかかわらず、品質低下は続いていた。

地域としても、JAとしても、普及員としても、完全にお手上げの事態となってしまったことから、最後の相談として、前回自分を訪ねてきたのだった。
そこで自分が提案したのは、この地区独特のクリークがあるという環境が使い切れていない事と、品質低下を止めるための対策として、見えないクリークを探し出すことだった。

どういう事かというと、昭和のころに行われた水田の区画整理をする前の地図を探して、現在の地図と重ね合わせることで、見えないクリークを見つけ出し、その水田独自の肥料管理、栽培管理をすることで、品質低下を食い止めようと考えたのだ。
つまり、この地区には、栽培暦が、最低でも2通り存在するという事。
(大豆など、他の農産物のトラブルも、たぶん見えないクリークが原因だろうし・・・)





通常であれば、水田の耕作土から上で、高品質なお米を作るための努力をするのだが、この地区は、水田の下の下をコントロールしなければらないし、水田の畦周りの部分についても、コントロールしなければならないのだ。
ということは、元肥は有機を使用するとして、穂肥については化成を使用するし、土壌改良剤も必要であれは使用する。
つまり、8月以降から刈取りまでは、栽培暦は暦として、細かく水田ごとの調整をしていくという事だ。

これは言うほど簡単なことではないのだけれど、今まで諦めずに高品質なお米を作ろうとしていたことから、自分としては、この地区の生産者なら、絶対に出来るだろうと考えている。

この計画を話した普及員は、まだ若く、今回の計画について、活き活きと話をしていたのが印象的であった。
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佐賀米高品質化プロジェクトについて

2014年02月14日 10時39分16秒 | Weblog
検討会の始めに、「佐賀米高品質化プロジェクト」のこれまでの経過という内容で、県からの説明があった。

佐賀米高品質化プロジェクトは、大きく3本に分かれていて、
①「こだわりの佐賀米」プロジェクト
米専門店の協力を得ながら、特別な栽培方法や調製基準などにより、「こだわりの佐賀米」を育成

②おいしい「佐賀米」プロジェクト
お米の「おいしさ」を追求した栽培の実証を行い、品質が持つ最大限の「おいさし」を引き出す栽培方法の確立

③「佐賀米」レベルアッププロジェクト
「佐賀米」の一層の高品質化・均一化を進めるための研修会の開催
となっている

H24からスタートしていて、今年が2年目
動いているようで動いていないという、なんとも中途半端感が、このプロジェクト全体にはあるのが欠点。



イメージとしては資料のようになっているのだが、自分の考え方としては、全国の2%程度しか生産量がない佐賀米であるから、最終的には「一般」という佐賀米については、この3角形の半分程度にまで減らしてしまって、「こだわりの佐賀米」の部分を2倍、おいしい「佐賀米」の部分も2~3倍以上にしたいと考えている。

そして、これらの差別化米については、ランダムに流通させていくのではなく、生産→JA→米穀店とルートを整理し絞り込んで、お互いの情報が正しく伝わり、産地・地域が活きる販売が出来るようにしたいと思っている。
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検討会について

2014年02月14日 10時17分09秒 | Weblog
今回12日に佐賀県の農業試験研究センターの行動で行われた、佐賀県高品質化プロジェクト「こだわりの佐賀米」生産に係る検討会の参加メンバーであるが、自分としては衝撃であった。


(資料は無断使用)

資料を見てもらえれば判ると思うが、蒼々たるメンバーである。
検討会なのだから当然と言えば当然なのだろうが、驚くべき事は、とにかく全員が若い。
20代・30代・40代が中心。

だから、自分から見て、勉強不足感は有り有りなのだが、このメンバーが育った行ったら、佐賀県は新しい時代に加速していく事だろうと思うと、物凄く期待が持てる。

なので、駄目なものは駄目、違うものは違うと、ハッキリと言っておいたが・・・
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佐賀について

2014年02月14日 09時36分41秒 | Weblog
これから、佐賀県へ行っていた内容についての書き込みを始める。
今回、すぐに書き込みをしなかったのは、ただ、あーでした、こーでしたという内容ではなく、しっかりと書き込みをしたかったからである。

という言い方をしたとことからも分かるように、いい事ばかりではないのだ。
地域として、JAとして、「なにをやっているんだ」という事例があり、これは、早急に解決するべき問題だと思う。

佐賀県の事だから、絶対に自分の記事を読んでいるだろうし、問題個所があれば、配布して、全員が見るようにしているだろう。
だから、あえて書き込むことにした。
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米価下落対策 ナラシに一本化へ

2014年02月14日 09時24分22秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットの[こうなる農政改革 5]に「米価下落対策 ナラシに一本化へ (2014/2/13)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
米価下落時に標準的な販売価格と当年産の販売価格の差額を全額補填(ほてん)する米価変動補填交付金は、2014年産から廃止する。
代わりに、生産者拠出を伴う収入減少影響緩和対策(ナラシ)への加入を促す。
ただ、ナラシの加入者数は毎年7万~8万件程度で、米価変動補填交付金の加入者数(約100万件)に比べ大幅に少ない。
このため14年度に限り、生産者拠出をせずに加入できるナラシの“簡易版”ともいえる仕組みを措置し、円滑な移行を期待する。

廃止する米価変動補填交付金は、生産者拠出がない上、全額補填であることからモラルハザードが生じる可能性が指摘され、今回の農政改革で廃止が決まった。

一方のナラシの仕組みはこうだ。
過去5年のうち最低と最高を除いた3年平均の標準的収入に対して、当年産の収入が下回った場合に、差額の9割を補填する。
補填金は生産者による積立金が4分の1、国による交付金が4分の3となる。
標準的な収入や当年産収入額などは全国一律ではなく、地域ごとに毎年算定するのが特徴だ。

米価変動補填交付金の廃止に伴う激変緩和措置は、このナラシを基にする。
ナラシが標準的な販売価格との差額の9割を補填するのに対し、“簡易版”ナラシの補填割合は同33・75%。
積立金を拠出する必要がない分、補填割合は低い。

ナラシは麦や大豆などの収入額と合算するが、“簡易版”ナラシは米だけが対象。
加入のためには申請が必要だが、他の米関係の助成金と同じく1枚の紙で申請できるようにする方向で調整している。
生産調整実施者でナラシに加入していない人を対象にする。

“簡易版”ナラシがなくなる15年産からは、ナラシの加入要件を緩和する。
法改正した上で、これまで設けていた面積規模要件はなくす。
対象者は、現行の認定農業者と集落営農に、就農計画の認可を受けた認定就農者を加える。

ただ、ナラシには収入が下がり続けると、補填の基準となる標準的収入も下がり、補填額が減少するという課題がある。
農水省は、全ての農作物を対象に、農業経営全体の収入に着目した収入保険の創設を目指し、早ければ17年に法案を提出したいとしている。
というもの。

なんとなくだけど、持ったほかに、良い対策は見つからないのだろうかと思ってしまう。
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