日本農業新聞e農ネットに「フキ、ウド高値 大雪被害響き入荷減 (2014/4/23)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
春商材のフキとウドが高値で推移している。2月の大雪による施設被害などで出荷量が減っているためだ。
フキは、セットで販売されるタケノコが豊作のため引き合いが強く、4月中旬の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は1キロ385円で平年(過去5年平均)比2割高。
ウドも同616円で2割高い。
両品目とも高齢化で生産規模が年々縮小しており、来シーズン以降、品不足に一段と拍車が掛かる懸念がある。
フキの一大産地、愛知県のJAあいち知多は豪雪でハウスが倒壊した他、その後の冷え込みで生育遅れが発生。
今季は10月上旬から翌5月中旬までで3400トンの販売計画だったが、「9割以下にとどまりそう」と下方修正する。
群馬産も少ない。
JA全農ぐんまは4、5月の2カ月間に約470トンを予定するが、「実際の出荷は半分以下の水準」になりそうだ。
フキは煮物の食材として、スーパーでタケノコとセットで販売されることが多い。
今季、タケノコは表年の上に出来が良く、流通量が増加した。
タケノコの日農平均の4月上・中旬の販売量は平年比3割増の1344トンだった。
このためスーパー 各社はセット販売を強化し、フキの需要も高まり品薄高となった。
ウドも、大雪被害の影響で相場高だ。
主力の全農ぐんまは「2月から5月までに35万ケース(1ケース2キロ)の出荷計画だったが、最終的に6割強ほどにとどまりそう」とみる。
群馬県はフキとウドの全国有数の産地だが、高齢化と担い手不足で面積は年々減少。
そこに「今回の雪が追い打ちをかけた。離農が加速しないか心配だ」(全農ぐんま)と懸念を示す。
両品目とも今後、露地物の出荷が本格化する。
フキの22日の相場は、東京市場で1ケース(4キロ)1500円前後。
卸売会社は「露地物の増加や、タケノコの減少で併売する動きが弱まるため、今週末から来週にかけて1400~1300円に下がりそう」と予想。
ウドは品薄感が解消されず、「当面高値基調が続く」と見通す。
というもの。
農産物の生産は自然との闘いで、基本的には自然が勝つ。
ましてやこの頃は、自然が完全に人間に対して復讐している状態。
そもそも、自然をコントロールしようというのが、大きな間違いだし。
自分事であるが、フキもウドも、子供のころは嫌いだった。
「どこが美味しいのか」と、文句を言っていたほど。
でも、頭がハゲてくるころになると、これが妙に美味しいんだよな。
内容は以下の通り
春商材のフキとウドが高値で推移している。2月の大雪による施設被害などで出荷量が減っているためだ。
フキは、セットで販売されるタケノコが豊作のため引き合いが強く、4月中旬の日農平均価格(各地区大手7卸のデータを集計)は1キロ385円で平年(過去5年平均)比2割高。
ウドも同616円で2割高い。
両品目とも高齢化で生産規模が年々縮小しており、来シーズン以降、品不足に一段と拍車が掛かる懸念がある。
フキの一大産地、愛知県のJAあいち知多は豪雪でハウスが倒壊した他、その後の冷え込みで生育遅れが発生。
今季は10月上旬から翌5月中旬までで3400トンの販売計画だったが、「9割以下にとどまりそう」と下方修正する。
群馬産も少ない。
JA全農ぐんまは4、5月の2カ月間に約470トンを予定するが、「実際の出荷は半分以下の水準」になりそうだ。
フキは煮物の食材として、スーパーでタケノコとセットで販売されることが多い。
今季、タケノコは表年の上に出来が良く、流通量が増加した。
タケノコの日農平均の4月上・中旬の販売量は平年比3割増の1344トンだった。
このためスーパー 各社はセット販売を強化し、フキの需要も高まり品薄高となった。
ウドも、大雪被害の影響で相場高だ。
主力の全農ぐんまは「2月から5月までに35万ケース(1ケース2キロ)の出荷計画だったが、最終的に6割強ほどにとどまりそう」とみる。
群馬県はフキとウドの全国有数の産地だが、高齢化と担い手不足で面積は年々減少。
そこに「今回の雪が追い打ちをかけた。離農が加速しないか心配だ」(全農ぐんま)と懸念を示す。
両品目とも今後、露地物の出荷が本格化する。
フキの22日の相場は、東京市場で1ケース(4キロ)1500円前後。
卸売会社は「露地物の増加や、タケノコの減少で併売する動きが弱まるため、今週末から来週にかけて1400~1300円に下がりそう」と予想。
ウドは品薄感が解消されず、「当面高値基調が続く」と見通す。
というもの。
農産物の生産は自然との闘いで、基本的には自然が勝つ。
ましてやこの頃は、自然が完全に人間に対して復讐している状態。
そもそも、自然をコントロールしようというのが、大きな間違いだし。
自分事であるが、フキもウドも、子供のころは嫌いだった。
「どこが美味しいのか」と、文句を言っていたほど。
でも、頭がハゲてくるころになると、これが妙に美味しいんだよな。