日本農業新聞e農ネットに「台風11号 爪痕 高知・徳島で甚大 被害調査と復旧作業急ぐ (2014/8/12)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
台風11号は四国地方を中心に西日本に大きな被害をもたらした。
高知県ではハウスが全・半壊、「状況をまとめきれない」ほど甚大。
九州などでも風や浸水で、ハウスが飛ばされ、水稲が倒伏、栃木県では突風でハウスが倒壊した。
一夜明けた11日、高知県のJA土佐あきでは懸命のハウス修復作業が始まったが、施設の復旧を諦め、再建を断念する農家も出ている。
台風11号が縦断した四国地方では11日、高知県や徳島県で被害報告が相次いでいる。
特に高知県では、県内全域にわたって圃場(ほじょう)への浸水や施設の破損などの被害が出ているもようだ。
JAや生産者などが被害状況の確認や復旧作業を急いでいる。
台風が上陸した高知県安芸市などが管内のJA土佐あきでは、早朝からJA営農指導員が、管内の被害調査を進めると同時に、復旧作業に当たっている。
同JAは2市4町2村を管内としており、全域で被害が出ている状況。
ハウスの被覆破損などが多く、施設の全半壊の被害もあるという。
「状況をまとめ切れないほど被害が大きい。通常の台風の10倍の被害になるのではないか」(営農指導課)という。
同JA管内の芸西村で特産ナス「土佐鷹」を20アール栽培する茂井栄勝さん(61)の施設は完全に倒壊した。
茂井さんは全ての資材を撤去する計画で今年の栽培を断念した。
今後についても「年齢的にハウス施設を再建し新たに経営に乗り出すことは難しい。再建は諦めた」と落胆する。
・ミニトマト4棟が全壊 宮崎
JA宮崎経済連によると、台風11号による9、10日の県内農作物被害は新富町でハウス4棟(60アール)が崩壊し、ミニトマトが全滅した。
日南市などでもハウスのビニールがはがされた他、西都市、えびの市でニガウリ(ゴーヤー)、オクラなどに被害が出た。
日南市、宮崎市などでは早期水稲が倒伏した。
・果実・野菜が冠水や落果 熊本
JA熊本中央会は、11日正午現在の台風11号の被害状況をまとめた。
JAくまとJA鹿本管内で農作物、ビニールハウスの被害が出た。
JAくまではイチゴ、キュウリ、ナス、梨、栗で冠水、損傷、落果があり、9戸の農家でビニールハウスが損傷した。
農作物、施設の被害額は434万円。
JA鹿本では、山鹿市で菊3ヘクタールで葉の破損、ビニールハウス2件、2ヘクタールの破損があった。
・突風被害1億8000万円 栃木
栃木県では栃木市と壬生町、鹿沼市で10日に発生した突風で、ハウスが倒壊するなどの被害を受けた。
県によると、被害は壬生町を中心に、イチゴやトマトのハウスなど1億8348万円に上る。
宇都宮地方気象台は11日、職員を現地に派遣し、突風の原因や規模、被害などを調べた。
・京都で2930万円
滋賀県は11日正午現在で、ビニールハウスの破損などの農業関係施設の被害が48カ所。
大豆圃場の浸水や水稲の倒伏などは合計約80ヘクタール。
京都府は午後2時現在で、農業関係被害が2930万円。
水稲や豆類の圃場で浸水した他、梨、ブドウの落果などがあった。
というもの。
現在判っている範囲で、この被害。
お米については、まだ発表されていない。
今後、どれだけ被害が拡大するのだろうか。
内容は以下の通り
台風11号は四国地方を中心に西日本に大きな被害をもたらした。
高知県ではハウスが全・半壊、「状況をまとめきれない」ほど甚大。
九州などでも風や浸水で、ハウスが飛ばされ、水稲が倒伏、栃木県では突風でハウスが倒壊した。
一夜明けた11日、高知県のJA土佐あきでは懸命のハウス修復作業が始まったが、施設の復旧を諦め、再建を断念する農家も出ている。
台風11号が縦断した四国地方では11日、高知県や徳島県で被害報告が相次いでいる。
特に高知県では、県内全域にわたって圃場(ほじょう)への浸水や施設の破損などの被害が出ているもようだ。
JAや生産者などが被害状況の確認や復旧作業を急いでいる。
台風が上陸した高知県安芸市などが管内のJA土佐あきでは、早朝からJA営農指導員が、管内の被害調査を進めると同時に、復旧作業に当たっている。
同JAは2市4町2村を管内としており、全域で被害が出ている状況。
ハウスの被覆破損などが多く、施設の全半壊の被害もあるという。
「状況をまとめ切れないほど被害が大きい。通常の台風の10倍の被害になるのではないか」(営農指導課)という。
同JA管内の芸西村で特産ナス「土佐鷹」を20アール栽培する茂井栄勝さん(61)の施設は完全に倒壊した。
茂井さんは全ての資材を撤去する計画で今年の栽培を断念した。
今後についても「年齢的にハウス施設を再建し新たに経営に乗り出すことは難しい。再建は諦めた」と落胆する。
・ミニトマト4棟が全壊 宮崎
JA宮崎経済連によると、台風11号による9、10日の県内農作物被害は新富町でハウス4棟(60アール)が崩壊し、ミニトマトが全滅した。
日南市などでもハウスのビニールがはがされた他、西都市、えびの市でニガウリ(ゴーヤー)、オクラなどに被害が出た。
日南市、宮崎市などでは早期水稲が倒伏した。
・果実・野菜が冠水や落果 熊本
JA熊本中央会は、11日正午現在の台風11号の被害状況をまとめた。
JAくまとJA鹿本管内で農作物、ビニールハウスの被害が出た。
JAくまではイチゴ、キュウリ、ナス、梨、栗で冠水、損傷、落果があり、9戸の農家でビニールハウスが損傷した。
農作物、施設の被害額は434万円。
JA鹿本では、山鹿市で菊3ヘクタールで葉の破損、ビニールハウス2件、2ヘクタールの破損があった。
・突風被害1億8000万円 栃木
栃木県では栃木市と壬生町、鹿沼市で10日に発生した突風で、ハウスが倒壊するなどの被害を受けた。
県によると、被害は壬生町を中心に、イチゴやトマトのハウスなど1億8348万円に上る。
宇都宮地方気象台は11日、職員を現地に派遣し、突風の原因や規模、被害などを調べた。
・京都で2930万円
滋賀県は11日正午現在で、ビニールハウスの破損などの農業関係施設の被害が48カ所。
大豆圃場の浸水や水稲の倒伏などは合計約80ヘクタール。
京都府は午後2時現在で、農業関係被害が2930万円。
水稲や豆類の圃場で浸水した他、梨、ブドウの落果などがあった。
というもの。
現在判っている範囲で、この被害。
お米については、まだ発表されていない。
今後、どれだけ被害が拡大するのだろうか。