日本農業新聞e農netに「鳥インフル まだ警戒 農水省が呼び掛け(2015/4/3)」という記事が出ていた。
内容は以下の通り
韓国、台湾で高病原性鳥インフルエンザの発生が続く中、夏鳥の移動時期に入り、農水省などの関係機関は、あらためて防疫を徹底するよう呼び掛けている。
これまでは、北から渡り鳥が飛来する秋・冬を警戒していたが、今年は1月以降、南の台湾で感染が拡大。
昨年は初めて4月に国内の養鶏場で同病が発生したこともあり、夏鳥の飛来を警戒する。
農水省動物衛生課は「南方からの渡り鳥に対しての注意喚起は初めて」としている。
韓国では昨年1月から今年3月末までに347の農場、畜産施設で鳥インフルの発生を確認し、3月22日現在で713農家、約1799万羽の鶏、アヒルなどの家きんを殺処分。
依然、流行が続いている。
台湾では、今年1月に発生が確認されて以来、3月25日までに879の農場、畜産施設に感染が及び、猛威を振るっている。
これまでに877件、ガチョウを中心に約445万羽の家禽が殺処分された。
中国やベトナムでも発生があり、アジア全体での感染リスクが高まっているとみられる。
国内では昨年、北からの渡り鳥が訪れるシーズンを外れ、4月に熊本県で同病が発生した。
農水省は、台湾での大流行を受け、3月下旬に今春以降の防疫体制を確認するよう都道府県に通知した。
鳥インフルは、韓国や中国、ロシアでの発生が多かったため、これまでは北から渡ってくる冬鳥への警戒が強かった。
これからはツバメなどの夏鳥が飛来する。
農水省動物衛生課は「年間を通してウイルスの侵入リスクが高まっている。冬鳥が北に戻るからと油断しないでほしい」と説明する。
異常の早期発見、早期通報を呼び掛ける。
新年度で人の移動が増える時期でもあり、農場に入る人の制限や、他の畜産施設に近づかないことなども必要とみる。
というもの。
産地としては、「冬鳥がいなくなれば、もう大丈夫」みたいな考え方が多いが、実際には、年間通しての問題にまでなっているのである。
唯一出来る対策としては、産地に、無駄に呼びこまない事だけ。
観光資源としての渡り鳥は、これからはリスクが高くなるだけだ。
内容は以下の通り
韓国、台湾で高病原性鳥インフルエンザの発生が続く中、夏鳥の移動時期に入り、農水省などの関係機関は、あらためて防疫を徹底するよう呼び掛けている。
これまでは、北から渡り鳥が飛来する秋・冬を警戒していたが、今年は1月以降、南の台湾で感染が拡大。
昨年は初めて4月に国内の養鶏場で同病が発生したこともあり、夏鳥の飛来を警戒する。
農水省動物衛生課は「南方からの渡り鳥に対しての注意喚起は初めて」としている。
韓国では昨年1月から今年3月末までに347の農場、畜産施設で鳥インフルの発生を確認し、3月22日現在で713農家、約1799万羽の鶏、アヒルなどの家きんを殺処分。
依然、流行が続いている。
台湾では、今年1月に発生が確認されて以来、3月25日までに879の農場、畜産施設に感染が及び、猛威を振るっている。
これまでに877件、ガチョウを中心に約445万羽の家禽が殺処分された。
中国やベトナムでも発生があり、アジア全体での感染リスクが高まっているとみられる。
国内では昨年、北からの渡り鳥が訪れるシーズンを外れ、4月に熊本県で同病が発生した。
農水省は、台湾での大流行を受け、3月下旬に今春以降の防疫体制を確認するよう都道府県に通知した。
鳥インフルは、韓国や中国、ロシアでの発生が多かったため、これまでは北から渡ってくる冬鳥への警戒が強かった。
これからはツバメなどの夏鳥が飛来する。
農水省動物衛生課は「年間を通してウイルスの侵入リスクが高まっている。冬鳥が北に戻るからと油断しないでほしい」と説明する。
異常の早期発見、早期通報を呼び掛ける。
新年度で人の移動が増える時期でもあり、農場に入る人の制限や、他の畜産施設に近づかないことなども必要とみる。
というもの。
産地としては、「冬鳥がいなくなれば、もう大丈夫」みたいな考え方が多いが、実際には、年間通しての問題にまでなっているのである。
唯一出来る対策としては、産地に、無駄に呼びこまない事だけ。
観光資源としての渡り鳥は、これからはリスクが高くなるだけだ。