こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

最大60キロ3000円助成 良食味米作りへJA福井市

2015年04月18日 14時17分41秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「最大60キロ3000円助成 良食味米作りへJA福井市 (2015/4/18)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
JA福井市は、2015年産米から品質の高い「コシヒカリ」に対し、1俵(60キロ)当たり1000~3000円を助成することを決めた。
生産者が乾燥・調製し、出荷したたんぱく質含有量6.7%以下の1等米が対象となる。
助成額は食味値や整粒歩合などに応じて上がる。
米価が低迷する中で、助成を通じて「売れる米作りを促し、農家の所得向上につなげる」(指導販売部)ことを目指す。

助成の最高額である3000円は、食味値85以上、整粒歩合75%、水分14.5~15%の3項目の条件を全て満たしている米が対象。
食味値85以上でも、残りの2項目を満たしていない場合や、食味値80以上で残り2項目を満たしている場合は2000円となる。

中山間地域の6地区を対象に、食味値80以上の場合、1000円を助成する。
これまでに中山間地域で食味値にかかわらず行ってきた500円の助成を見直した。
というもの。

なんだか、慌てて作った計画みたいだな。
何処にでもある、使い古された計画だもの。

生産者としては、少しは励みになるのだろうけど、この後、どうするのだろう。
何処に、誰に売っていく予定なのだろう。
高く買って、市場には安く出すというのでは、愚かだものな。
かといって、スーパーが買ってくれることはないだろうし。
自分たちのルートも、もうお手上げだものな。 
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TPPで米国 米21万5000トン要求 日本は全参加国枠検討

2015年04月18日 14時10分28秒 | Weblog
日本農業新聞 e農ネットに「TPPで米国 米21万5000トン要求 日本は全参加国枠検討(2015/4/18)」という記事が出ている。

内容は以下の通り
環太平洋連携協定(TPP)交渉の日米協議で、米国産米の輸入拡大が最大の争点になっている。
米国側は主食用米17.5万トン、くず米や調製品などを含めて計21.5万トンを要求。
15日からの実務者協議でも譲歩の姿勢を見せない。
日本は米国産主食用米5万トンの輸入枠の新設を検討してきたが米国側との溝は大きい。
政府内には、TPP交渉の全参加国合計での輸入枠をつくる案も浮上している。
国内で減産を続ける中、農家の強い反発は必至だ。

・農家の反発必至

米国は以前から、売買同時入札方式(SBS)で輸入する主食用米を中心に20万トン規模の輸入拡大を要求。
日本側は当初、日本にとって最も重要な品目である米を交渉材料に、牛肉や豚肉などで譲歩を求めるのが米側の狙いとみていた。
しかし15日から始まった今回の実務者協議でも、米国側は計21.5万トンの輸入拡大要求を取り下げる姿勢を見せていない。

日本側は、28日の日米首脳会談を前に、米通商代表部(USTR)のフロマン代表が甘利明TPP担当相との閣僚協議を強く望んでいたため、今回の協議で「早期妥結に向けて米国側は米でも譲歩してくると思っていた」(交渉筋)。
だが実際には、もう一つの焦点だった自動車分野で一定の歩み寄りを見せ、牛肉・豚肉についても強い要求をしてこない一方で、米については態度が硬化しているという。

これに対し日本は、同量の国産米の備蓄用での買い入れを前提に、米国産の主食用米について、ミニマムアクセス(最低輸入機会=MA)の枠外で年間5万トンの輸入枠の新設を検討していた。
だがオーストラリアやベトナムなど米国以外の交渉参加国にも同規模の輸入枠を求められる可能性があるため、TPP交渉の全参加国からのさまざまな用途の米を合わせた輸入枠を新たに検討。
農家の反発や財政負担を考慮し、「10万トン未満」が限度とみているもようだ。

しかし米は国会決議で「聖域」とした重要品目の筆頭格で、数万トン程度でも需給が緩めば大きく値下がりする。
主食用米を生産調整で減産し続け、飼料用米への転換を奨励する現行の米政策との整合性も取れない。
影響緩和策があっても、農家が「決議を守った」と受け止める可能性は低い。 

・閣僚協議19、20日 

日米両政府は19日から、TPP交渉をめぐり甘利明TPP担当相とフロマン代表による閣僚協議を東京都内で行う。
28日の日米首脳会談を前に、米などの重要品目と自動車について協議する。
日本側には、重要品目の聖域確保を求める国会決議の順守があらためて求められる。

19日夜から始め、20日も行う予定。
甘利担当相は17日、3日間の実務者協議で一定の進展があったとして「閣僚協議に移してさらに間合いを詰める努力をするという判断に至った」と説明した。

農業分野では、最大の重要品目の米をめぐり意見の隔たりが大きい。
フロマン代表は、政治決着に持ち込みたい考えとみられる。
甘利担当相は、5月にも開かれる次回の12カ国の閣僚会合までに決着を目指すとしており、交渉が一気に進む可能性もある。 
というもの。

さて、どういう方向に進んでいくのだろうか。
完全に日本は不利。
このままだと、最悪の決着となるだろう。
「強い農業を作る」って言ってたよな。
誰だ言ったの、出てこい。
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中空知エコ米生産共和国のノボリ

2015年04月18日 00時24分02秒 | Weblog
ホクレンも、今の自分の発言には震え上がってしまっている。
なぜなら、雲の上の人たちであるホクレンに対して、微生物の自分が喧嘩を売っているのだから。
だから、頻繁に投稿記事も確認しているようである。

その証明が、このメールである。(許可なしコピペ)
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お世話になっております。

早速フェイスブック上でシェア頂き、大変ありがとうございます。

なお、最後にアップされていた各農協ごとのページが立ち上がるのか?
につきましては、午前中に送付させて頂きましたメールの通り、弊会と各農協にて打合せを行っている最中で、取り進め方について思案しながら進めているところでございます。

来週には、各農協と弊会とで再度打合せの機会もありますので、最終的にどのような取り進めとなるか、決まり次第またご連絡させて頂きます。

また、先日お伺いした際のエコ米ののぼりと認定証につきまして、頂いたご意見を基にデザインを修正してみました。

別添の通り送付させて頂きますので、ご多忙の折恐縮ですが、またご意見をお伺いできますと幸甚です。

何卒宜しくお願い致します。
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というものであった。

添付されていたデザインは、以下の通り





北海道米プロジェクトが立ち上がった時から、既にやっていなければならない差別化。
差別化があるから、ブランド評価も下がらないのは、ある意味当然の事。
なのに、差別化がある事を広げず、ブランド価値が下がり始めたこの時期に、ようやく出来上がった。
明らかに時期は遅い。

だから、今更という気持ちになってしまうかもしれない。
でも、これでようやく、自分たちが取り扱っている「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きたくりん」が、スーパー・量販店で販売されているレベルと、さらな産直米とも違うという事を、証明できるようにはなったと思う。

もうしばらくしたら、「中空知エコ米生産共和国」のお米を一手に引き受けている「和穀の会」に届くことだろう。
「中空知エコ米生産共和国」のお米を取り扱っている米穀店は、申し込みをしてもらいたい。
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