こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

届いているか

2015年04月17日 23時27分39秒 | Weblog
自分が発信している言葉の大きさ、その影響力について、みんなが感じている以上に、自分が一番判っている。
判っていながら、ブログ・Facebook・Ameba・Twitterで、ボロボロに産地を叩いたりしている。

仲間にも見方にも噛みつき。
誰彼見境なく切りつけている。
自分を「農家の味方」と言ってくれる人に対してまでも、今の自分は睨みつけている。

そんな自分なので、気の小さい人であれば、記事を読むことが怖くなってしまっている事だろう。
そして当然、自分を否定してくる人たちも増えていってしまう。

自分は、届いているメッセージは、すべて読ましてもらっている。
だから、否定している内容についても、正論が含まれている内容についても、1つも見落とさないように注意をしている。

しかしそれでも、全てに対して牙を剥いている。
その様子は、この1週間の投稿記事から理解できることだろう。

「なにを苛立っている。らしくない!」
先ほど、こんなメールが届いた。

苛立つ!!!
当然じゃないか!

らしくない!
いや、俺らしいよ!

自分は、今の米業界に入った時から、米屋の業界を助けるという気持ちはなく、産地を助ける事だけに全力投球をしている。
その考えの強さから、どちらからも、認められながらも、睨まれ、嫌がられ、煙たがられ・・・
それでも、1つでも多くの産地のためにと、自分が使えた膨大な時間を使ってきた。

結果として代償は大きく、自分のプライベートは完全に失ってしまった。
もう、取り戻すチャンスも、時間もないだろう。
しかし、それについては後悔はしていない。
そんな事は、覚悟の上だったからだ。

話を戻そう。

今までの自分の行動については、決して失敗ではなかったと自分は思っている。
その証明として、誰一人知らなかった幾つもの産地を、世の中に知ってもらう切っ掛けを作る処までは出来たのだから。
しかし、切っ掛けは作れても、産地を活性化させるまでには届いていない、出来ていない。
自分は今、その部分がコントロール出来ない悔しさで、既に限界まで来ているのだ。

今まで投稿した内容を見直してもらえれば、産地に何をやってもらいたいと思っているのか。
消費者に、何を産地から届けて欲しいと言っているのかが判ると思う。

消費地にいる自分が100%コントロールできるのは、切っ掛けを作るところまで。
切っ掛けをバネにして成長させていくのは、産地の努力となる。
と言っても、消費地が見えない産地では、計画すら立てられないだろう。
だから自分が、1人立ち出来るようになるまで、産地の側に居続け、情報を出し続け、計画の修正をし続けて、躓かないよう、転ばぬようにと、支え続けているのだ。

判るか産地。

いつも言っているだろ。
時間が無いんだ。
産地の中で、出来る出来ないを言っている余裕なんて、もう残っていないんだ。
やるしかないんだよ。
やらなけゃ、消えるだけなんだよ。

オーバーな事を言っている訳じゃないんだ。
パンドラの箱の蓋は、もうじき開くんだよ。

判るか産地。

届いているか、俺の悲鳴が!
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対米コメ輸入枠 負担100億円超も

2015年04月17日 22時07分56秒 | Weblog
gooのニュースを見ていたら「対米コメ輸入枠 負担100億円超も(朝日新聞) 2015年04月17日 11時08分」という記事を見つけた。

内容は以下の通り
巨額の財政支出が避けられないコメの対米輸入枠

環太平洋経済連携協定(TPP)の日米協議に伴って日本が検討しているコメ5万トンの対米輸入枠をめぐり、巨額の財政支出が避けられないとの見方が強まっている。
コメの市場価格が下落しないよう政府が対応する必要があるためで、年間100億円を上回る国民負担になる可能性がある。

TPPの日米協議で、日本は米国から、コメの関税(1キロあたり341円)の撤廃を求められているが、応じない方針。
代わりに、無税か低関税で米国から5万トンを輸入する枠を設ける考えだ。

しかし、コメ消費量は年8万トンずつ減っている。
年5万トンの輸入が加われば米価に悪影響があることから、政府は、米国からの輸入と同じ量の5万トンを市場から政府備蓄米として買い上げることで、影響を帳消しにする考えだ。

http://news.goo.ne.jp/topstories/business/540/7d7a285a04d45bd69ef4019239ef47c9.html
というもの。


さて、どうする日本中の産地。
そして、甘く見ていた巨大組織。
自分だけはと考えていた生産者。

最も恐れていた、パンドラの箱の蓋が開き始めるぞ!
少しでも開いてしまったら、もうどうすることも出来ない。
全ての災いが飛びだしてくる。

この記事も、その1つだ。


だから、ずっと言ってきた。
ずっとヒントをあげてきた。

産地よ・組織よ・生産者よ。
頭の中のCPUが焼き切れるまで、徹底的に考えてほしい。

もう敵は。
国内ではなく、JAではなく、スーパーではなく、産直ではなく、世界だ!
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みんな仲良く?

2015年04月17日 17時54分04秒 | Weblog
「みんな仲良く」
そんな事が出来るのなら、とっくにやっている。

それが一番トラブルを起こさない。
自分も、血が出るほどに唇を噛み締める事もない。

では、聞きたい。
「みんな仲良く」という中で、成長はあるのか?

自分としては「有りえない」という答えしか出てこない。

ずっと競い合いだけの戦いの中で生きてきて、晩年は・・
という事であれば、自分も理解できる。

しかし、これからという人たちが、その考え方では、どうにもならないと思う。
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若者に和食アピール ピンク・ベイビーズをPR大使に 農水省

2015年04月17日 17時26分36秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「若者に和食アピール ピンク・ベイビーズをPR大使に 農水省 (2015/4/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
和食の魅力を国内外の若者に伝えてもらおうと、農水省は16日、「おいしい日本! 食のジュニアPR大使」に若手女性歌手グループを任命した。
 
グループは平均年齢15歳の14人でつくり、ピンク・レディーの往年のヒット曲を歌う「ピンク・ベイビーズ」。
大使として同省が開くイベントに参加したり、広報誌に登場したりするなどして魅力を発信する。
 
この日東京・霞が関の同省で開いた任命式で、林芳正農相は「若い層にどんどんアピールしてほしい」と大使の活躍に期待した。

任命状を受け取ったピンク・ベイビーズのリーダー菅沼茉祐さん(18)は「いろいろな世代・国の方に日本の食の素晴らしさを知ってほしい」と活動に全力を挙げることを宣言した。
というもの。

若い層に向けた発信なので、良いと思えば良いのだろうけど。
どんな発信をしていくのやら。
ご飯の上に、あやしい食べ物をドバッとかに、成らなければ良いけど。

しかし、自分みたいな親父には、ピンク・ベイビーズは、すでに孫だものな。
はぁぁぁぁ~
係わることは無いだろうけど、係わってしまったら、激疲れだろうな!

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米小売価格の下落続く 売り急ぎ対策も浮揚につながらず 米穀機構調べ

2015年04月17日 17時04分54秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「米小売価格の下落続く 売り急ぎ対策も浮揚につながらず 米穀機構調べ (2015/4/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
米穀安定供給支援確保機構(米穀機構)が16日発表した3月の小売価格の調査結果によると、5キロ精米袋当たりの平均価格は1682円と前月より29円下がった。
2013年4月の調査開始以降の最安値を更新した。
同機構は米の需給環境を改善するため、売り急ぎ防止支援事業を実施しているが、小売り段階では依然として価格が上向かない状況が続いている。
 
小売価格は販売数量上位20銘柄のうち、16銘柄で価格が下がった。
銘柄別にみると、秋田「あきたこまち」は前月比83円安の1542円、北海道「ななつぼし」は81円安の1575円となった。
両銘柄は特売の対象になりやすく、値下げ幅が大きかった。
 
3月は産地や米卸、一部スーパーなどの決算月に当たり、在庫調整のためのセールを仕組むスーパーが多かった。
円安などの影響で他の食品が値上げ傾向にあるため、米の価格を低めに抑えることでバランスを取ろうとする動きもあったとみられる。
スーパーでの低米価が続けば消費者に安値が定着し、15年産の価格にも影響しかねないと懸念する声もある。

「政府が後押しを」 米の流通に詳しい東北大学・冬木勝仁准教授の話
 
円安で値上げする食品が多い中、消費者は米で食費の帳尻を合わせようとしている。
スーパーは消費者に合わせて、米の価格をわざと低く抑えるという構図がある。
米はしわ寄せを受け、小売価格が適正な水準よりも安く設定されている可能性がある。
 
ここまで下がっているのは、売り急ぎ対策が事実上2015年産米に向けた対策で、14年産の需給改善につながる手だてになっていないため。
価格浮揚に結び付く直接の要因は需給で、そこは政府が責任を持って均衡にするように生産、消費の両面から後押しすべきだ。
というもの。

自分がホクレンに対してイライラしている理由が、この記事の中に書き込まれてあった。

『銘柄別にみると、秋田「あきたこまち」は前月比83円安の1542円、北海道「ななつぼし」は81円安の1575円となった。
両銘柄は特売の対象になりやすく、値下げ幅が大きかった。』という部分である。

北海道米プロジェクトの第1期の計画では、「ななつぼし」は特売にならないようにポジションを上げるはずであった。
なのに、これは何だ。
記事に書かれるという事は、誰もが感じているという事なのだ。

どうしてこうなっしまったんだろう。
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米の扱いで隔たり 重要品目は協議継続へ TPP日米協議

2015年04月17日 16時43分27秒 | Weblog
日本農業新聞e農ネットに「米の扱いで隔たり 重要品目は協議継続へ TPP日米協議 (2015/4/17)」という記事が出ていた。

内容は以下の通り
日米両政府は、環太平洋連携協定(TPP)交渉の農産物関税と自動車をめぐる実務者協議を16日も継続した。
農業分野では、米や牛・豚肉など重要品目について協議したもよう。
交渉の進展次第では来週にも日米閣僚協議を開く見通しで、米国の出方を含めて交渉がどこまで進展するかが焦点だ。
 
農産物関税の交渉は、大江博首席交渉官代理と大澤誠農水省国際部長、米通商代表部(USTR)のカトラー次席代表代行とベッター首席農業交渉官との間で行った。
協議は東京で15日に始まり、17日も行われる見通し。
 
閣僚協議を視野に、米など重要品目について実務者による詰めの協議を行っているとみられる。
日本の交渉関係者は、交渉進展は米国の出方次第との姿勢。
今回の交渉で米国側には「解決策を見いだそうという意欲が見られる」(交渉関係者)という。
ただ、日本にとって最大の重要品目である米をめぐり、両国間の意見は隔たりが大きいもようだ。
 
日本は大統領貿易促進権限(TPA)法案の行方を見ながら交渉を進める考え。
今週にも法案が提出される見通しだが、現地時間の15日時点ではまだ提出されていない。
とうもの。





以前は、こんな看板を上げて、票取り合戦をしていたのに、自分の天下になったら、手のひら返して交渉している。
そして、出てくるコメントは「難航」「隔たり」「解決策」。

日本の農業の将来は、こんな人たちに振り回されている。
といっても、いまさらどうにもならないけど。
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嬉しい中での疑問

2015年04月17日 15時20分40秒 | Weblog
午後一番に、待ちに待っていた「中空知エコ米生産共和国 3代目王国」のFacebookが立ち上がった事を伝えた。

なのだが、もしも、アンテナを沢山持っている人なら、なんとなく疑問を感じているかもしれない。
じぶんも当然の事として、嬉しい中ではあるものの、疑問は消えず。
実は、さらに膨らんでしまっているのだ。

どういうことなのかというと。

2015年04月13日 17時ころに 「ホクレンより、Facebookでの発信をしていくにあたって、JA毎が良いのか、共和国みたいな組織が良いのかという質問が来たので、自分としては、各JAごとにFacebookを作ってほしいというようにお願いしておいた」という投稿をしている。
そして、この中に出てくる「共和国」というのが、今日立ち上がった「中空知エコ米生産共和国 3代目王国」のFacebookということになる。

という事は。
JAごとのFacebookというものは出来るのだうか。
自分の提案は、却下されたと考えておくべきなのだろうか。

またまた、ホクレンからも、JAからも、連絡が無いんだよなぁ。
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嬉しいけど、おかしい

2015年04月17日 12時50分24秒 | Weblog
何年間も待たされ続けた「中空知エコ米生産共和国」のFacebook。
やっと、本当にやっと立ち上がりました。

きっと、北海道米が「厄介道米」では無い事。
スーパー・量販店で売っている北海道米だけが「北海道米」ではないという事。
生産者直送が差別化米ではないという事。
正規ルートで差別化されている「北海道米」であるからこそ、全国の中でも評価されているという事。
そう言う事を、シッカリと伝えてくれると思います。



JAとしては、もっと大きな規模もあります。
個人で頑張っている生産者も沢山います。

しかし、北海道米プロジェクトを始めてからの、この10年。
全国放送のテレビ番組であったり、雑誌・新聞などのマスメディアが取り上げていた北海道米の大半は、この「中空知エコ米生産共和国」のお米でした。

知名度が無かった北海道米、消費者が疑って食べ始めていたころの北海道米。
その全てを変えて、今の北海道米ブームを作ったのは、疑う余地もなく、この「中空知エコ米生産共和国」のメンバーのお米だったのです。

生産者の「自分が」という考え方が多くなり、流通も販売も多様化することで、今の「北海道米」は力を失い、消費地の評価も下がり始めてしまっています。

今「北海道米」の考え方や流通を見直していかないと、「北海道米」の価値が下がることは歴然した事実。

重たい役目を背負った「中空知エコ米生産共和国 3代目王国」のFacebookですが、良い方向に進んでいければと思います。
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やっと立ち上がったか

2015年04月17日 10時54分54秒 | Weblog
先ほどホクレンからのメールで、3つの農協、5つの市と町をまたいだ生産者グループ「中空知エコ米生産共和国」のFacebookが立ち上がったという連絡があった。

全国で、この中空知エコ米生産共和国のお米を取り扱っている米屋としては、待ちに待っていたFacebookの内の1つだろうと思う。

検索は「中空知エコ米生産共和国 3代目国王」

「中空知エコ米生産共和国」について知りたい人は、http://www.hokkaido-kome.gr.jp/download/pdf/news15.pdf で確認してもらいたい。


この「中空知エコ米生産共和国」で栽培されている「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きたくりん」などは、スーパー・量販店への流通は不可なので、当然購入することは出来ない。
全国のこだわり米専門店の中でも、1部のこだわり米専門店のみでしか購入することは出来ない。

とりあえず、自分がテレビや雑誌などで紹介している「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きたくりん」は、全て、この「中空知エコ米生産共和国」のお米である。

北海道を代表する組織となっていく「中空知エコ米生産共和国」である事から、一般的に流通している「ゆめぴりか」「ななつぼし」「きたくりん」とは、粘りから味まで違いがあるので、興味がある人は、こだわり米専門店に問い合わせをしてみてもらいたい。

近いうちに、「中空知エコ米生産共和国」取扱店という看板も、取扱店にのみ配布されていくので、まがい物を購入してもらうという事も無くなると思う。



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秋田県新品種の特徴

2015年04月17日 10時22分43秒 | Weblog
昨日、JA全農あきたと打ち合わせをした事を投稿したが、その時、今年の秋にデビューする「秋のきらめき」と「つぶぞろい」の話をした。

以下の画像が、だれもが知っている「あきたこまち」との、特徴比較である。
既に、全国のこだわり米を取り扱っている米穀店の一部では、販売されているので、秋まで待てないという人は、探してみると良いだろう。

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JA北魚沼の8割減リフレット

2015年04月17日 10時14分33秒 | Weblog
JA北魚沼では、最大の差別化米の為だけのリフリットを作った。
それが、「北魚沼産コシヒカリ 広瀬地区 特別栽培 8割減々米」。

生産者の頑張りを、JAとしてシッカリと評価していて、それをJAとしても価値あるものとして認めている結果が、このリフレットだと思う。

生産者も嬉しがっている事だろう。







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